学習支援室

　　　　　　　　　「体の機能に障がいのある学生への学習支援体制の充実を目指して」

本学では，視覚・聴覚・肢体不自由等，体の機能に障がいのある学生に対して，入学試験から入学後の授業等学習に関する支援を，障がいのある学生が所属する学部の担当教職員・サポートスタッフ・友人が主体となって行っています。

これらの支援は，所属学部がそれぞれ実施しているため，学内で共通した内容で支援することできず，支援者の負担増や支援実績に関するノウハウが学内に一元的に蓄積されないなどの課題がありました。

このような学習支援体制のあり方を見直し，体の機能に障がいのある学生の支援に対して，学内で共通化できる部分については共通化し，それを安定的・継続的に実施する必要があると考え，学習支援推進委員会の下，教務事務室の所管として「障がい学生学習支援チーム（専任職員1名・嘱託職員2名の計3名）」を2012年5月に組織し，学習支援活動のサポートと経験やノウハウの蓄積を開始しました。

今後の支援体制としては，所属学部を通じて障がい学生を支援する形を基本としながらも，学習支援チームにおいて，学内外の関係機関との必要な連携や情報交換を図り，全学的な支援ノウハウを蓄積しながら，所属学部と学習支援チームとが協働してより効果的な支援を行っていくことを目指しす。

まだまだ立ち上げたばかりで十分に支援が行き届かない部分もありますが，関係諸機関の協力や支援を仰ぎ，支援体制の強化・充実を図る所存ですので，今後ともどうぞよろしくお願いいたします。