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主に学部の1,2年生からよくある質問

Q:1 法科大学院進学,予備試験受験を考えているのですが,1年生から勉強を始めないとだめでしょうか?
A:大学1年から憲法・民法・刑法の勉強を始めましょう。
法科大学院に未修者として入学すると,憲法,民法,刑法,商法,民事訴訟法,刑事訴訟法,行政法の基本7科目の知識を短期間で習得しなければなりません。応用科目,発展科目,実務科目など,学習する負担は大変大きいものとなります。また,既修者の場合,基本7科目が完成していることを前提に講義が行われます。そのため,学部時代に7科目の基礎知識と論文作成力を身につけておくことが求められます。また,基本7科目は予備試験の試験科目になっています。この負担は大変に重いため,大学1年から憲法・民法・刑法の勉強を開始する必要があるのです。
Q:2 大学の勉強と両立できますか?
A:法学部の授業を先取りするところもあり,両立はもとより,役立ちます。
法学部の期末試験は,基本的に法科大学院入試や司法試験および予備試験と同じ方向を向いています。入門講座の勉強は大学での期末試験の準備を進めているようなものです。入門講座を受講すれば,大学の授業との相乗効果で法律学の理解が促進されます。しかも,大学内の教室で実施されますので,受講料は安く,予備校に通う場合の通学時間や交通費も必要ありません。
また,学年に対応したさまざまな和泉研究室主催の無料講座があり,基礎力を固め,目標に向かって実践的かつ応用的な能力へと高められるように様々な形で室生をバックアップします。
Q:3 一般的な予備校の講座と法制研究所の入門講座はどこが違うのですか?
A:最終合格を見据えたカリキュラムがあり,何よりも仲間そして合格者の先輩がいます。
入門講座は,実施する曜日や夏休みなど,明大生の学内活動サイクルを基準にしてカリキュラムを組んであり受講しやすくなっています。駿河台研究室へ着実に段階を踏めるようになっているのです。また,近くに同じ目標を持った仲間がいて一緒に勉強をする機会は,何よりも得難いと思います。さらに法制研究所では,多くの合格した先輩が後輩のために指導役を買って出てくれています。このような環境は予備校では得られません。
Q:4 法学部生ではありませんが・・・受講できますか?
A:明大生であれば学部・学年・卒業の前後を問わず,誰でも受講できます。
法制研究所では広く門戸を開放しています。ですから,学部が違ってもやる気のある明大生にはぜひ参加してもらいたいと思います。法学部生より法学に触れる時間が短い分大変ですが,少しでも毎日法律に触れるように意識的に勉強をして,それを乗り越えた学生もいます。法科大学院入試,予備試験に限りませんが,主体的な勉強こそが成果を生み,合格を生むのです。「裁判官,検察官,弁護士」を目指して一緒に頑張りましょう。
Q:5 進路がまだ決まっていなのですが,法制研究所に入室できますか?
A:はい,入室できます。
和泉研究室での講座やゼミ,仲間たちとの交流は,進路について具体的なイメージを形作るうえでも役に立つものとなるでしょう。また憲法・民法等の科目は,司法書士や裁判所事務官等の進路を目指すうえでも必須の知識となります。
*学部卒業生卒業後5年以内であれば入室可能です。