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学生相談室

コミュニケーション講座~アサーションについて学ぼう~(オンライン)を開催しました

2020年09月25日
明治大学

明治大学学生相談室は9月25日、オンラインにて「コミュニケーション講座~アサーションについて学ぼう~」を開催し、前半の【理論編】では学生23名、後半の【実践編】では学生6名が参加しました。

前半の【理論編】では、担当の松井カウンセラーより、アサーションとはなにか、アサーティブな伝え方のコツとはなにか説明がありました。後半の【実践編】は、少人数の参加者で架空事例を検討し、より具体的にアサーションについて理解を深めました。

参加者からは、
【理論編】
「コミュニケーションは、自分の気持ちを大事にするだけでなく、相手の気持ちを大事にすることも同じく重要であるということがとても印象に残った。」
「話の途中で、相手への共感を示す、ポジティブな面を考えるということが自分の足りていないことだったため、今後意識していきたいと考えた。」
「自分の伝えたいことを伝えるということのほかにも、アサーションしない権利を認識するということも大事だということが印象に残りました。主張するかは結局人間の自由意思によるところであり、主張する自由もしない自由もあるという講義は肩の荷が下りたような気がします。」
「私は断るということが苦手で、「ひるみキャラ」になりやすい人間です。故に人間関係でストレスを抱くことも多かったのですが、今回学んだ「アサーション」をうまく生かすことができれば、自分の気持ちも相手の気持ちも尊重して、人間関係のストレスを軽減させることも可能だと感じました。まずは、自分と相手の状況や感情を考えることからはじめて、アサーティブな伝え方ができる人になりたいです。」
「自己表現の方法が相手によって異なることに気が付きました。アサーティブを目指すために、自分の中で整理してみることの重要性を考えさせられました。今後社会に出ても人とのコミュニケーションは不可欠であるからこそ、今回学んだ内容について小さなことでも実践を重ねていきたいです。」
【実践編】
「具体的に自分の考えたアサーティブな表現に対してフィードバックがもらえてよかった。また他の学生の考えも知れたのでそれもよかった。」
「ラインの文面を実際に表現した際に、「ものすごく気を遣っている自分」がいることに気が付いた。ふだんよりも頭を使って考えた分なので、その分いかに日常生活で気を遣うことに慣れていないかが分かり、今後アサーションを実践していくにあたって気を付けようと思った。」
などの感想がありました。

学生相談室では、心身の健康増進のための行事や、学部間で交流できる行事など、
今後も開催していく予定ですので、奮ってご参加ください。