明治大学学生相談室では、2022年1月21日「「発達障害(自閉スペクトラム症)の障害者雇用—精神科医としての支援経験の共有—」を開催しました。今回の講演会は、立教大学学生相談所との共同プログラム第３弾として開催したもので、立教大学の学生・教職員のみなさんとも同じ時間を共有することができました。
学生相談室の行事は学生のみを対象としているものがほとんどですが、今回は教職員の参加も募り、明治大学からは学生11名、教員10名、職員25名が参加しました。
講師は、明治大学および立教大学嘱託医師で、発達障害がご専門の𠮷田 友子 医師が務められました。𠮷田医師はクリニックや学生相談室での支援経験をもとに、障害者雇用の基本的な知識や実際に障害者雇用で働いている方のインタビュー映像もご紹介くださり、障害者雇用についての知識がなくてもわかるように講演してくださいました。
参加者からは、以下のような感想がありました。
「来年度以降、障害者職業カウンセラーになることが決まっている者です。障害者雇用の現実を知ることが出来たのは非常に有意義で、4月からの活動に活かしていかなければと思いました。」 （学生）
「説明が分かりやすかった。発達障害だと言ってくる学生もおり、接し方や就職へのアドバイスなど悩むこともあったので、今回得た知識が今後役立つと思う。ありがとうございました。」 （教員）
「吉田Ｄｒの優しく明快なご説明，とてもよかったです。在学中の学生さんに対してのアドバイス（何を優先すべきか，とか，内定ももらった時どうするか，とか）も明快で学生さんの指針になったと感じました。」 （職員）
学生相談室では、心身の健康増進のための行事や、学部間で交流できる行事など、今後も開催していく予定ですので、奮ってご参加ください。
