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海外ゼミ報告

アジア史専攻海外ゼミ合宿(現:海外現地研修B)報告

-南京上海現地研修2019の感想- 1年 在学生

上海の夜景に大興奮!

 今回の海外現地研修では、私自身7年ぶりの海外、はじめての中国ということもあり、現地でうまくコミュニケーションがとれるかなど少々不安を感じていたものの、引率の先生方や中国人留学生方のサポートのお陰で、不自由なく研修期間を過ごすことができた。また個人的にも、自分の研究テーマについての知識を深めることができたのはもちろん、本場の中華料理(テーブルが回る!)を毎日堪能したり、現地の人と英語でコミュニケーションを試みたりと、日本にいてはできないような多くのことを経験することができた。このような機会と関わった全ての人に感謝しつつ、この研修を自分の海外での研究の第一歩とし、普段の研究と結び付けられるよう努めたい。そして大学在学中にいろいろな国を旅行し、今回の経験も生かしてより良い異文化交流をすることを目標に、日々の勉強にも励んでいきたいと思う。

-南京上海現地研修2019の感想- 1年 在学生

旧中華民国総統府前

 私は研修前にあまり写真などを調べていなかったため、想像していたものと実際のものが違うことが何回かあったが、その違いが良い面でも悪い面でも記憶にすごく残った。そのため、やはり歴史を学ぶには座学だけでは十分ではないということを研修の中で1番感じた。また、中国から帰ってきてから空気は汚かった?、ご飯はおいしいの?という質問を周りの人から聞かれることが多かった。中国といえば、大気汚染がひどいというイメージが強いのだなと思った。しかし、南京ではホテルが郊外ということもあったが、都会の上海でさえ空気が悪いというイメージはまったく持たなかった。このこともそうだが、この国のイメージはこうといったような固定概念がついていることも少なくないので、実際に自分が行って体感することで、大気汚染などの中国が持つマイナスイメージを、自分の周りの人から少しでも減らすことができたことに嬉しく思った。最初、この研修を申し込んだ理由として、自分だけで海外に行ったことがなかったため、今後自分で色々な国に行く足がかりになればということと、やはり、自分にとっても中国はあまり安全な印象ではなかったことから、中国人留学生だったり先生方だったりと行くことで安心かなと思い申し込んだ。しかし、研修では円から元に替えるのもご飯を注文するのも、中国語を話せる留学生や先生方がいるという安心感からすべてに対して頼っていた気がする。今後この研修に参加したことをきっかけに、自力で色々な国へ行ってみたいということを考えると、もう少し自分で中国の方々とコミュニケーションをとろうとする努力だったり、地下鉄乗り換えなどを自分で考えてもよかったと感じた。この研修で学んだことをもとに、今後の学習においても海外旅行への際においても役立てられれば良いと思う。