本学は,本年6月2日付けでラヴァル大学(カナダ)と大学間協力協定を締結した。
同大学の起源はフランス植民地時代,司教として初めてケベックに赴任したラヴァル司教によって1663年に創設された神学校にまで遡る長い歴史を持つ。国内有数の研究大学として評価が高く,またフランス語による高等教育を提供した北米初の大学である。
同大学は研究活動と並んで国際交流を使命として位置づけ,80カ国以上から毎年約2,000人の外国人を受け入れている。また文学部の語学科には日本語コースが設置されている。
すでに昨年6月には,本学国際交流センター・カナダ研究講座にて,同大学社会科学部ジェラール・エルヴーエ教授を招聘して連続講座を開催するなど一部交流が始まっているが,今回の協定締結により「カナダ研究」の一拠点としてより幅広い分野での研究者交流が望める。
この度の協定締結により,本学の協定校は,30カ国・地域,99大学(学部間協定5大学を含む)となった。