本年度,文部科学省が公募した国際化拠点整備事業(グローバル30)に,本学の申請が採択されました。
本事業は,我が国の大学が国際競争力を強化し,国際的に活躍できる高度な人材を養成することが求められている中,「経済財政改革の基本方針2008」及び「留学生30万人計画」を受け,留学生受入れ拠点となる大学30校程度を選び,大学のグローバル化と受入れ体制の整備に対する支援が5年間にわたり行われるものです。
公募においては,全国の国公私立大学(750校余)のうち,留学生の受入れ人数が300人以上であること及び海外拠点を現に運営している実績のある大学が対象機関とされ,最終的に,本年度は,本学を含む13校が採択されました。
本事業の推進のため,学長を機構長とする国際連携機構(国際連携本部・国際教育センター・日本語教育センター)が本年10月に発足し,全学的な体制により,構想に基づく一層の国際化を図ります。
◆明治大学国際化拠点構想—グローバルコモン・プログラム—の概要(PDF)
◆文部科学省ホームページ「平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)の採択拠点の決定について」
わが国の国際化拠点事業(グローバル30)へ参加する機会を得て
学 長 納 谷 廣 美
このたび本学は,国際化拠点整備事業における拠点大学の1つとして採択されました。
本学の国際化拠点構想は,総称して「グローバルコモン・プログラム」と呼んでいます。この「グローバルコモン」は,世界と共に生き,世界に貢献し,地球市民の一員としての役割を担い,そして世界中の多様な人々が集い,語らう場を目指しています。
本学は,国際化の拠点として,日本の魅力,明治大学の持つ特色を世界に向け発信していくことで,多くの留学生を迎え入れたいと考えています。
また同時に,本学で学ぶ日本人学生に対しても,多角的な視野を提供することにつながるものと確信しています。
このたびの採択を吉祥として,さらに本学は,国際社会に貢献する人材の育成につとめるため,戦略的に本学のグローバル化を推進します。学内外の関係者の皆様の一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
以 上