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国際連携・留学

第一回 明治アセアンコンソーシアム大学会議を開催しました

2013年08月08日
明治大学 国際連携事務室

挨拶をする福宮 賢一 明治大学学長挨拶をする福宮 賢一 明治大学学長

 2013年8月5日、第一回明治アセアンコンソーシアム会議が、新たにタイ・バンコクのシーナカリンウィロート大学(SWU)内に設置された「明治大学アセアンセンター」で開催されました。コンソーシアム16大学のうち、シンガポール国立大学(NUS)、マラヤ大学、マレーシア工科大学(UTM)、アテネオデマニラ大学、ホーチミン市国家大学人文社会科学大学、またタイから、チュラロンコン大学、キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)、シーナカリンウィロート大学(SWU)、および明治大学の9大学が出席し、今後の学術交流のあり方や明治大学アセアンセンターの活用について活発な意見交換がなされました。

 冒頭に福宮賢一明治大学学長が挨拶をし、「アセアン統合が間近に迫るなか、日本とアセアンとの学術交流は非常に重要となる」との期待を示しました。その後,関山健 明治大学国際連携機構特任准教授の司会のもと、会議は3つのセッションに分けて進行しました。

 第1セッションは「ASEANと日本の大学の学術交流」というテーマで、まず本学勝悦子副学長が「明治大学の国際戦略とアセアンセンター」というタイトルで報告し、その後、マレーシア工科大学(UTM)、マラヤ大学、アテネオデマニラ大学及びホーチミン市国家大学人文社会科学大学がそれぞれ,今後の日本とアセアンの学術交流について議論しました。英語学位コースやダブルディグリーなどの必要性が指摘されました。

 第2セッションは、「建築分野における学術交流」というテーマで、本学理工学研究科建築専攻主任の小林正美教授がアセアンでのI-AUDの学術交流について報告した後、バンドン工科大学、シンガポール国立大学(NUS)、そしてチュラロンコン大学と、今後の建築分野での学術交流について議論しました。都市政策、環境問題など広い分野での学際研究の必要性で一致し、また年内に明治大学アセアンセンターで国際ワークショップを行うことが報告されました。

 第3セッションは、「タイと日本の大学の学術交流」というテーマで、本学大六野耕作政治経済学部長より「政治経済学部の国際交流」というテーマで報告がなされ、その後,シーナカリンウィロート大学から日本の大学との国際交流、チュラロンコン大学は、材料科学分野でのアセアンと日本との学術交流について議論がなされました。タイと日本の大学のさらなる交流の必要性で一致しました。

 今回の会議は明治大学アセアンセンターで初めて開催されたものですが、様々な分野での学術交流の活発化の必要性が指摘され、何よりface to faceで議論することが重要であることが再認識されました。今後も同センターを中心に様々な学術交流、学生交流を行っていく予定で、第二回のコンソーシアム会議で向けて、さらに交流を深めていく予定です。


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