本学は,2014年1月16日付で国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations; 略称FAO)と協力協定を締結した。
ローマに本拠地を置くFAOは,各国政府間協定によって設立された世界的専門機関のうち,国連総会の承認を受けて,国連経済社会理事会(Economic and Social Council)と連携関係協定を結んだ国連専門機関のひとつで,世界の食糧生産・農林水産業に関する情報と討議の場の提供や,各種提言と開発援助を行っている。
FAOでは現在大学や研究教育機関との連携を重視しており,本学農学部とはすでに,インターンシップ派遣や,同機関のアジア太平洋地域事務所(FAORAP)において,本学学生とカセサート大学(本学協定校)の学生を交えた模擬国連会議の開催実績がある。
協定締結によって,これら事業での連携を継続的に実施していくほか,将来的には共同研究,eラーニングを利用した特別講義,その他FAOが行っているプログラムへの参加を通じた学術交流や学生派遣が期待される。
まずは,本学
アセアンセンターが所在するタイ・バンコクに本拠を構えるFAOアジア・太平洋地域事務所(FAORAP)が企画する事業での交流を展開し,将来的にはニーズに応じて他地域との交流も検討していく。
参考:
FAOプレスリリース:
http://www.fao.or.jp/detail/article/1186.html
農学部ニュース:
http://www.meiji.ac.jp/agri/info/2013/6t5h7p00000glucp.html