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国際連携・留学

「グローバルイベントと国際ジャーナリズム」を開催しました

2016年11月11日
明治大学 国際連携本部

大井真理子氏による講演大井真理子氏による講演

藤崎氏、大井氏、蟹瀬教授によるクロストーク藤崎氏、大井氏、蟹瀬教授によるクロストーク

イベント終了後の記念撮影(大六野副学長、蟹瀬教授、大井氏、藤崎氏)イベント終了後の記念撮影(大六野副学長、蟹瀬教授、大井氏、藤崎氏)

明治大学国際連携本部は11月2日、SPECIAL SESSION with BBC WORLD NEWS「グローバルイベントと国際ジャーナリズム」を駿河台キャンパス・グローバルホールで開催しました。会場は、明大生および明大関係者約130人で埋め尽くされ、国際問題への関心の高さがうかがわれました。

大六野耕作副学長(国際交流担当、政治経済学部教授)の挨拶で開演したイベントは、全セッション英語(同時通訳あり)で進行。日本人初のBBCワールドニュースレポーターである大井真理子氏による講演「BBCワールドニュースのグローバルイベント報道」では、EU離脱を問う英国国民投票といった大きなグローバルイベントを、BBCワールドニュースがどのように報道したか、BBCの取り組みについて紹介がありました。

大井氏の講演に引き続き行われたクロストークは、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使、アメリカ合衆国駐箚特命全権大使などを歴任した、一般社団法人日米協会会長の藤崎一郎氏、大井氏、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者などの経歴を持つ蟹瀬誠一国際日本学部教授により、1週間後に迫るアメリカ大統領選挙をテーマに展開。「ドナルド・トランプ氏とヒラリー・クリントン氏、どちらの勝利を予想するか」「トランプ氏が勝利した場合とクリントン氏が勝利した場合、それぞれ日本にどのような影響があるか」「トランプ氏は、数々のトラブルや噂にも関わらず、なぜ大衆に支持されるのか」「メディアはどのように報道のバランスを取るべきか」等、明快な切り口で白熱した議論が交わされました。

最後の質疑応答では、「なぜ国際的なジャーナリストや外交官を志したのか」等、明大生が登壇者へ英語で質問。登壇者は、「チャンスはいつ訪れるかわからない。人とのつながり・ネットワーキングを大切にして欲しい」「ただ与えられたものを読んで満足するのではなく、自分で考え・比較し・意思決定するプロセスを大事にし、将来へ向けて準備して欲しい」と明大生へエールを送りました。

約1時間半にわたり行われた本イベントは、参加した明大生が、アメリカ大統領選挙の展望や国際政治に対するジャーナリストとしての報じ方などを学ぶ貴重な機会となりました。