タイ・シーナカリンウィロート大学(以下、SWU)のソムチャイ学長ら一行
28人が
8月
4日、駿河台キャンパスを訪れ、大六野学長、小室副学長(国際交流担当)、小西学部長(政治経済学部)、鈴木学部長(国際日本学部)ら
23人と意見交換を行いました。加えて、本学政治経済学部とSWUの社会科学部との学生交流計画の実施に関する覚書の更新を行う署名式を執り行うとともに、法学部、経営学部、国際日本学部との個別協議及び本学博物館視察も実施しました。
大六野学長は、
2010年に全学協定を結んでから、
758人の明大生が
SWUで学ぶ機会をいただいていることなど、これまで活発に行われてきた学生交流の機会に感謝の意を示しました。それを受けてソムチャイ学長は「学生交流とともに、教員の交流・連携も強化していきたい」との返答がありました。
懇談の機会には、「新型コロナ下の対応及びポストコロナ後の国際化に向けての取組について」をテーマに、本学側は小室国際交流担当副学長、SWU側はパーンシリ教務担当副学長、プリット国際関係コミュニケーション担当副学長より発表があり、その内容に基づき、更なる学生交流・教員交流に係る意見交換が行われました。
小西政治経済学部長、プーム社会科学部長及び両学長により執り行われた、協定書への調印式、記念品交換式の後は、学部別の個別協議を行うグループと博物館見学グループとに分かれました。
学部別の個別協議では、単位互換やスタッフ間交流など、具体的な取り組みに関する提案が行われるなど、両校の教職員が活発な議論がありました。一方、両学長を含む個別協議は学芸員案内のもと博物館視察を行い、明治大学アセアンセンター長であるウィライラック特任准教授による日本語タイ語間の同時通訳に、SWU各教員は熱心に聞き入っていました。
終了後には多くのSWU教員より「大変すばらしい機会でした。明治大学の皆様に感謝します」とのコメントがありました。SWUと本学との結びつきが一層強まる機会となりました。
シーナカリンウィロート大学(タイ・バンコク)
1949年に創立されたタイ屈指の名門国立大学。本学とは2010年に大学間の協力協定を締結以降、政経・理工・農・経営・情コミとの学部間協定を締結し、学生交流が行われている。2013年にはキャンパス内に「明治大学アセアンセンター」が開設された。