明治大学は本年
3月
25日に行われた、マレーシア連邦のダト・スリ・シャフィク マレーシア人事院総裁らの表敬訪問での意見交換を受け、双方のさらなる連携の深化のため、マレーシア政府が公務員を派遣する公共研修制度である「
Japan Company Attachment Programme (JCAP)」の受け入れ先として研修プログラムを開催しました。
JCAPは、金融、自動車、製造、教育などの分野の企業・機関で公共政策立案能力を高める目的で実施する研修制度。それらの中から明治大学は教育分野の受け入れ先となりました。
10月
7日に開催した研修プログラムにはマレーシア政府から派遣された
14名の行政官が参加しました。
プログラム当日、冒頭に小室輝久専任教授(国際交流担当副学長)による歓迎の挨拶があり、午前は明治大学の概要、組織、ビジョンおよび国際化への取組みなどについて紹介の後、キャンパスツアーを行いました。
午後は高野和子専任教授(文学部)による「日本の高等教育制度について」、田中秀明専任教授(ガバナンス研究科)による「日本の中央省庁における人的資源管理について」の講義が行われました。
講義中は参加者による鋭い質問が飛び交い活発なディスカッションを展開。研修プログラムに対する参加者の熱意が伝わりました。
最後は研修に参加したマレーシア政府行政官の代表者からプログラム開催に対する謝辞が述べられるとともに記念品の贈呈があり和やかに終了しました。
明治大学は、マレーシア政府とのさらなる連携強化に向けて意欲的に取組みを進めていきます。