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国際連携・留学

フィリピンの協定校4校を小室副学長が歴訪しました

2023年10月03日
明治大学 国際連携事務室

フィリピン大学ディリマン校 左から3番目Edgardo Carlo L. Vistan II学長フィリピン大学ディリマン校 左から3番目Edgardo Carlo L. Vistan II学長

アテネオ・デ・マニラ大学 左から2番目Ma Christina M Alikpala渉外・国際担当副学長補佐アテネオ・デ・マニラ大学 左から2番目Ma Christina M Alikpala渉外・国際担当副学長補佐

アテネオ・デ・マニラ大学 キャンパスでの新入生歓迎行事アテネオ・デ・マニラ大学 キャンパスでの新入生歓迎行事

アテネオ・デ・マニラ大学 キャンパス内の様子アテネオ・デ・マニラ大学 キャンパス内の様子

デ・ラ・サール大学 右端 Laurene Chua-Garcia渉外・国際担当副学長デ・ラ・サール大学 右端 Laurene Chua-Garcia渉外・国際担当副学長

エンデラン大学 左端 高王根・日本担当ディレクターエンデラン大学 左端 高王根・日本担当ディレクター

エンデラン大学 エクステンションセンターエンデラン大学 エクステンションセンター

2023年9月4日から8日まで、フィリピン国内の本学協定校であるフィリピン大学ディリマン校、アテネオ・デ・マニラ大学、デ・ラ・サール大学、エンデラン大学を小室輝久国際交流担当副学長 (法学部教授)が訪問し、学生交流の進展に向けた協議および視察を行いました。

フィリピン大学ディリマン校ではEdgardo Carlo L. Vistan II学長らと懇談し、本学からこの秋学期に派遣している交換留学生(商学部4年生)が順調に留学生活を開始したことを確認するとともに、双方向の学生交流の促進、オンライン授業を通じた国際共修、研究・学術交流の推進について意見を交換しました。

アテネオ・デ・マニラ大学ではMa Christina M Alikpala渉外・国際担当副学長補佐らと懇談し、両大学間の協定留学(交換留学)を実施するための協議を進めることに合意するとともに、本学学生向けに夏季に同大学で実施している短期留学プログラム(3週間)の充実に向けた協議をおこないました。

デ・ラ・サール大学では、Laurene Chua-Garcia渉外・国際担当副学長、Virgilio Ramos De Los Reyes法科大学院長、Jan Raphael Saludビジネス学部商事法学科長らと相次いで懇談し、2014年から実施している双方向の短期法学研修の実績を踏まえて、協定留学(交換留学)の実施にむけた協議を進めることになりました。

エンデラン大学では、「海外語学研修(英語)」(発話力集中プログラム)を視察するとともに、6週間のプログラムに参加中の本学学生にインタービューを行い、それをもとにプログラムの運営に関する意見交換を行いました。また、協定留学(交換留学)を実施するための協議を進めることになりました。

本学では近年、フィリピン国内で実施する短期・長期留学プログラムに多くの学生が参加しており、2019年度には109名の学生を派遣しました。今後は、海外派遣プログラムに加えて交換留学や短期受入れプログラムも実施することで、双方向の学生交流・共修プログラムを推進してゆきます。

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フィリピン大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman、マニラ首都圏・ケソン市)
1908年創立の国立大学。略称UPD。学生数27,000名、教員数2,900名。26の学部・研究科(Degree Granting Units)を有し、同国内で最高水準の教育・研究を推進している。歴代6名のフィリピン大統領をはじめ、国家の指導的な政治家や法律家を数多く輩出している。マニラ首都圏の北西部に位置する広大なキャンパスはおよそ493ヘクタール(本学駿河台キャンパスのおよそ137倍)にわたり、各校舎や学生寮を専用のジプニー(乗合タクシー)が結んでいる。
本学とは2011年に大学間協力協定書と学生交流(交換留学)覚書を締結している。

アテネオ・デ・マニラ大学(Ateneo De Manila University、マニラ首都圏・ケソン市)
1859年創立のカトリック系(イエズス会)の私立大学。学生数12,000名、教員数1,100名。フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールや歴代4人のフィリピン大統領をはじめ、個性豊かな専門家、起業家、科学者、芸術家など著名な卒業生の活躍を通して、国の歴史形成に重要な役割を果たしている。海外協定校との幅広いネットワークを持ち、国際化されたカリキュラムのもとで海外留学の機会を増やしている。
本学とは2012年に大学間協力協定書を締結している。

デ・ラ・サール大学(De La Salle University、マニラ首都圏・マニラ市)
1911年創立のカトリック系(ラ・サール会)の私立大学。学生数12,000名、教員数780名。UPD、アテネオ・デ・マニラ大学と並ぶフィリピンのトップ3大学の1つ。マニラ市の旧市街タフト通りに位置するマニラ・キャンパス(ビジネス学部など)、ルフィノ・キャンパス(法科大学院)をはじめ5つのキャンパスがある。人権と市民的自由の擁護を使命として2009年に新設された法科大学院Tañada-Diokno School of Lawは、フィリピン国内でトップクラスの司法試験合格率を誇る。
本学とは大学間協力協定書(2014年)、本学法学部/大学院法学研究科/大学院法務研究科=デ・ラ・サール大学法科大学院間の部局間協力協定書(2016年)、本学法学部=デ・ラ・サール大学ビジネス学部間の部局間協定書(2017年)、および本学商学部=デ・ラ・サール大学ビジネス学部間の部局間協力協定書(同年)を締結している。

エンデラン大学(Enderun Colleges、マニラ首都圏・タギッグ市)
2005年創立の私立大学。国際ホスピタリティマネジメント学部、経営・アントレーナーシップ・経済学部、付属語学学校をもつ。レ・ロシュ・インターナショナル・スクール(スイス)と提携したホテルマネジメントや観光・ホスピタリティ分野の教育に特に優れている。
本学とは2018年に大学間協力協定書を締結している。2017年から実施している本学学生向けの語学研修は、1日7時間のレッスン(1対1レッスン4時間、グループレッスン3時間)を3週間または6週間受講する、英語発話力に集中したプログラム。2023年度夏季は50名を派遣。

フィリピン・エンデラン大学と大学間協力協定を締結——「マニラ英語トレーニングセンター」設置へ(明治大学広報2018年09月01日)
https://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/201809/p01_01.html