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国際連携・留学

4大学の学生と「タイで学ぶ!サステナビリティ」プログラムの事前研修を実施

2025年02月12日
明治大学 国際連携事務室

白井先生と昨年度の参加者とともに白井先生と昨年度の参加者とともに

ホテルニューオータニホテルニューオータニ

 タイ・バンコクにある明治大学アセアンセンターを拠点に行われる「タイで学ぶ!食と私たちのサステナビリティ」プログラム。タイへの出発に先立ち、2月5日と6日に、今年度の参加者15名(明治大学、立教大学、法政大学、関西大学の学生)が事前研修に参加しました。

初日の2月5日には、お互いの強みや価値観を理解するためのワークショップが行われました。また、現地で一緒に学ぶ予定のシーナカリンウイロート大学の学生たちとの交流もありました。

翌2月6日には、神奈川県秦野市で有機農業に取り組む株式会社ファウナバランスの白井寛人さんを講師としてお招きし、耕作放棄地だった場所での農業や環境保全への取組についてお話いただきました。
参加者からは、「日本の耕作放棄地のポテンシャルはとても高く、時間、労力、費用もかかるけれど、開拓してそこで作物を作る価値はあると感じた。」(明治大学1年 坂野由莉さん)、「個人の意識を変えれば新たな解決策が生まれると気づいた。まずは、正しい知識を付けることが大切だと思った。」(明治大学2年 鈴木希さん)、さらに「注目していないだけで価値のあるものは身の回りに溢れているのではないかと思った。」(法政大学2年 伊東葉菜さん)といったコメントがありました。

研修終了後、参加者たちは東京紀尾井町にあるホテルニューオータニを訪れ、ファシリティマネージメント部長の大高恵太さんからフードロス対策のための施設を案内いただいたほか、中水造水プラントなど、環境保全のための取り組みをお伺いしました。
立教大学2年の山口藍さんは「日本を代表するホテルの取り組みに感動。これからは目に見えるホスピタリティだけではなく、環境配慮にも目を向けたい。」、立教大学2年の栗山友晴さんは「ホテルニューオータニの取り組みの背景には多くの人の努力や取り組みがあったことを忘れてはいけない。」とコメントしました。

一連の学びについて法政大学2年の土屋蓮さんは「サステナビリティとは『つながり』だと気づくことができた。」と振り返りました。

なお、2月6日の研修の場には昨年度の参加者達も駆けつけ、今年度の参加者と交流。様々な意味での「つながり」を改めて実感する一日となりました。

(問合せ先 国際連携機構特任准教授 三牧純子)