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黒耀石研究センター

「明治大学黒耀石研究センター・神津島高等学校連携サマーセミナー」を開催しました

2024年08月02日
明治大学 研究・知財戦略機構

「明治大学黒耀石研究センター・神津島高等学校連携サマーセミナー」を開催しました。
 2024年7月27日(土)

東京都神津島には大規模な黒曜石の産地があり、日本列島に居住していた人類は3万5千年以上前から海を渡って神津島に黒曜石を採取に行き、利用していたことがわかっています。
島内にある神津島高等学校にはそんな黒曜石の考古学的研究に興味を持ったり、将来の「島おこし」に役立ててみたいと考えたりする生徒たちがいて、黒耀石研究センターと連携の可能性を探ってきました。
そこで、今回黒耀石研究センターと神津島高等学校をオンラインで結んで、黒曜石についてのセミナーを開催しました。
池谷信之特任教授が黒曜石の生成と化学的原産地の推定について、中村由克客員研究員が顕微鏡による黒曜石の観察方法と微細な結晶による原産地推定の方法についてをお話ししました。