明治大学は、「
日本・ウクライナ大学パスウェイズプログラム」に参画し、2022年9月よりウクライナから7名の学生を受け入れています。
秋学期開始からおよそ1か月が経ち、ウクライナから受け入れた学生たちは行政手続きなどを終え、無事に日本での生活基盤を整えることができました。
今回の受け入れでは、以下のとおり、学外機関の皆様のご支援・ご協力を賜りながら学修支援・生活支援を行っています。
明治大学では、これらの温かなご厚意に感謝し、今後も協力機関と連携して、困難な状況にあるウクライナ受け入れ学生に対し学修機会の提供を行ってまいります。
日本財団による経済的支援
本年10月に日本財団から、7人の受け入れ学生(ウクライナ避難民)に対し、「ウクライナ避難民支援基金」による生活費及び住環境整備費の支援を決定していただきました。これにより、7人は本学における学修期間(1年間)に必要な生活費及び生活基盤を整えることができました。
この他、受け入れ学生への渡航費支援や支援実施団体への助成プログラムに申請しています。
【外部リンク】
日本財団によるウクライナ避難民支援
東京都杉並区との連携
本学所有宿舎が所在する東京都杉並区と連携し、受け入れ学生に対し、同区が取り組むウクライナ避難民への支援を進めました。
同区にご支援いただいたことで、必要な行政手続きを速やかに進めることができ、早期に生活基盤を整えることができました。
【外部リンク】
杉並区によるウクライナ避難民へのワンストップ相談窓口
杉並区交流協会による助成
杉並区交流協会の「ウクライナ緊急支援寄附金」により、受け入れ学生が秋学期に学習する日本語の教科書費用について助成していただきました。
現在、受け入れ学生は日本語教科書を使用し、毎週4~6回の日本語授業を履修しています。
【外部リンク】杉並区交流協会によるウクライナ緊急支援寄附金
ソフトバンクグループによるスマートフォン無償貸与
ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社より、スマートフォンを無償貸与していただくことになりました。両社がウクライナ避難民への支援を目的として実施するスマートフォンの無償貸与は、自治体及びそれに準ずる団体を通して行われている取り組みですが、本学は連携する杉並区にご協力いただくことで実現することができました。これにより、受け入れ学生が日本で生活するうえで必要になる通信環境を整えることができました。
【外部リンク】ソフトバンクグループによるウクライナ避難民へのスマートフォン無償貸与
受け入れ学生の学修の様子については、「ウクライナ受け入れ学生が明治大学での学びを開始しました」(本年9月28日公開)をご覧ください。