Go Forward

<Y.O. さん、男子、3年生>

 法学研修にチャレンジしてみて

Q1.研修に参加して良かったと思うことは何ですか?

 一番は視野が広がったことだと思います。私は今まで海外に行ったことがほとんどありませんでした。留学前は英語が話せるのか、海外の文化に適応することができるのかすごく不安でしたが、実際に留学に行き、様々な国籍の人と友達になったり、話をしたりすることで自分の世界が一気に広がったと実感しています。留学をすると驚くことが多くあります。日本では当たり前のことが海外だと全く違ったり、異国での生活は驚きの連続でした。海外に行くことでたくさんの新しい経験ができ、その経験が自分にとっては新鮮でした。様々な国の生活など文化の違いを実感しますし、日本がどれほど素晴らしい国なのか、日本から離れることで今まで知らなかったたくさんのことを知ることができました。
 
Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか? 
 積極的に話す力を身につけることが出来たと思います。留学に行ってすごく実感したことですが、日本人よりも、海外の人は積極的に自分の意見を発信していると身をもって感じました。現地の学生が受けている授業に参加したり、ディスカッションをしたりすることは研修中多くありましたが、自分の意見を多く発信していました。そのような環境の中で2週間研修に参加できたことは貴重な経験になりました。自分自身も、もっと意見を積極的に伝えなくてはと今まで以上に授業やディスカッションの際に発言することができるようになりました。この経験を通じて、海外の人の積極性を感じられましたし、たくさん話すように努力をし続けたことで、グローバル化の中で生き抜く実力をつけるきっかけを得ることができたと思います。
 
Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
 私は将来、グローバル化を取り入れて地域に貢献できる仕事がしたいと思っています。本プログラムは、発展途上国であるフィリピンにおいて2週間英語で法律を学ぶだけではなく、現地の文化を学んだり、文化や言語が違う現地の人と触れ合うことができたり、日本とは違った社会を深く知ることができる機会が多く設けられていると感じました。グローバル化を意識し、日本語を話せない現地の人とコミュニケーションを取り、関係を構築していくことは貴重な体験でしたし、これから将来を考えるにおいてよいきっかけとなったと思います。
 
Q4.研修中の一番の思い出は何ですか?
 1番の思い出は週末の旅行です。今年度は、学校での授業がすべて終わってから旅行に連れていってもらいました。フィリピン法学研修は、毎日勉強をするだけではなく、遊んだりする時間も多く設けられています。2週間の留学生活を支えてくれた現地の学生と先生と一緒に、マニラから車で3時間以上かけないと行くことができない「ラス・カサス」というリゾート地へ行きました。18世紀のフィリピンが再現されており、建物、景色すべてがきれいで最高な時間を過ごすことができました。朝からプールやビーチに行ったり、海上アスレチックやカヌーなどのアクティビティを楽しんだり、クルーズでフィリピンの海を満喫したり楽しい時間を過ごせました。海外でしか経験できないようなことをたくさんできるのでおすすめです。
 
Q5.未来の参加者へのメッセージをお願いします
 日本では春休みの時期にフィリピン留学に2週間行くことになります。今回の留学をしたことによって、日本で普段と同じ生活をしていたらあっという間に過ぎていたであろう時間を有意義に活用することができました。英語で行われる法律の授業は朝の9時から始まり、午前と午後それぞ3時間、合計6時間あります。また課外活動に参加したり、現地の学生や先生方へのプレゼンテーションの準備を徹夜でしたりと大変なことも多く、現地での生活は忙しいです。しかし、自分の中で頑張れたからこそ2週間の研修が終わった時には、この期間自分の中で頑張れた達成感を味わえました。
 フィリピン法学研修に参加しやりきることで、厳しい環境において自分が変わった、やり遂げた、と思えた経験ができると思います。本研修は、勉強、遊びどちらとも充実しているので、ぜひ参加してみてください。

 


<M.Y.さん、女子、3年生>

フィリピンで、一生の思い出を!
 
Q1.研修に参加してよかったと思うこと
 主に3点あります。1つ目は、英語の勉強に対するモチベーションが高まったことです。研修中は英語漬けでした。フィリピンの法律を学ぶ授業や現地の友達との会話で、相手の言葉を一度ではうまく聞き取れないことが多々ありました。また、自分が伝えたいことを上手く伝えきれないこともあり、悔しい思いをたくさんしました。この悔しさを糧にもっと勉強して、リスニング力や単語力、スピーキング力を向上させたいです。
 2つ目は、フィリピンでの生活を通して、フィリピンの文化を肌で感じることが出来たことです。食べ物や交通など、日本にいては体験出来ないフィリピンの文化が沢山ありました。慣れない文化に戸惑うこともありましたが、それも留学ならではの経験でした。ちなみにフィリピンの料理は日本人の口に合い、おいしかったです。
 3つ目は、多くのフィリピン人と友達になれたことです。研修中、10人以上のデ・ラ・サール大学の学生達が私たちの学習や生活をサポートしてくれました。全員が私たちにとても親切にしてくれました。今でもSNSで互いの近況を報告しています。この縁を大切にしたいです。
 
Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか?
 まず、間違えることを恐れずに、思い切って行動する力がついたと思います。この研修は私にとって初めての本格的な海外研修でした。そのため、生活においても学習においても不安なことが沢山ありました。実際に現地で体調が悪くなったり、授業中に内容を理解することが難しいこともありました。しかし、そのような時に積極的に現地の学生や先生に相談したり、質問したりするようにしました。私が精一杯伝えようとすると、だれもがやさしく耳を傾けてくれました。自分一人で悩んでいたことでも、思い切って誰かに相談すると、親身になってサポートしてくれて、自分の気持ちも楽になることが分かりました。また、仲間と協力し、連携する力もつきました。研修中はほぼ団体行動でした。最もチームワークの大切さを感じたのは、最終課題のプレゼンテーションでした。お互いに相手が得意とすることを理解し、尊重し合い、役割分担をしました。自分の意外な得意分野に気づかせてもらうこともありました。また、1人ではできないようなプレゼンができ、大きな達成感がありました。
 
Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
 まず、学習面についてです。フィリピンで出会った学生たちは、専門科目のみならず、日本語の勉強にも熱心に励んでいました。毎日、日本語のリスニングをしていたり、日本語のヒットソングを口ずさんでいたりしました。一番驚かされたのは日本語でLINEが来たときです。彼らの何事にも一生懸命な姿勢に感銘し、刺激を受けました。私も負けてはいられません。今は次回の英語能力テストに向けて勉強を続けています。また、スキルアップのために、もう少し長めの海外研修への参加も考えています。さらに、フィリピンの法律を学び、日本の法律との相違点を知りました。私が最も興味深いと思ったのは、フィリピンには離婚制度が無いことでした。文化と法律は深いかかわりがあり、法律の観点から異文化を理解することができました。そして、改めて日本の法律と文化に誇りや興味を持つきっかけになりました。
 将来に関しては、まだ具体的なビジョンは立っていません。ですが、この研修を通して日本の外から日本を見ることができました。日本ならではの風潮や習慣を世界に発信することは、とても大切だと思います。自分の言葉のスキルや、人柄を生かせるようなキャリアをこれからも模索していきます。
 
Q4.研修中の一番の思い出はなんですか?
 研修中は現地の先生や学生のサポートのもと、様々なフィリピンならではのスポットに連れて行ってもらいました。16世紀のスペイン占領下のフィリピンの街並みが残るイントラムロスや、研修の最後には1泊2日でラスカサスというリゾートにも行きました。そのたくさんの思い出の中で、私が一番心に残っているのは、現地の学生たちと過ごした放課後や休日です。現地の学生たちのサポートは驚くほど手厚いものでした。授業が終わると、いつも「授業どうだった?今日は夜ご飯何食べたい?どこか行きたい?買いたいものはある?」と聞いてくれました。ある日は、日本食を恋しがる私の要望を聞いて近くの日本料理屋さんへ、ある日はお土産を探しに近くのショッピングモールへ連れて行ってくれました。夜の帰り道で、観光旅行では絶対通らないような近道となる裏道を歩いて、私が怖くて半泣きしているのを笑われたのも、今となってはいい思い出です。もし研修中に現地の学生との交流が全く無かったら、フィリピン独自の乗り合いバスのジープニーには乗れなかっただろうし、おいしいチキン屋さんもアイス屋さんも行けなかったと思います。とても長い時間一緒にいたので、別れるときは自然と涙がこぼれていました。彼らと一緒に過ごした時間は一生の思い出です。
 
Q5.未来の参加者へのメッセージをお願いします
 少しでも興味があったら、ぜひ研修に参加してください!私はこの研修に参加して本当に良かったと思っています。2年生の春休み、何か挑戦してみたいと思い、参加しました。たった2週間ですが、フィリピンでの生活はとても新鮮で刺激的でした。帰る日に「まだ帰りたくない」と思うなんて、出発前の私は想像もしていませんでした。それくらいフィリピンに愛着が湧いて、大好きになりました。フィリピンは治安が心配と思う方もいるかと思いますが、現地にいて危険だと感じたことは一度もありませんでした。外に出るときは、最低でも一人は現地の学生が一緒です。心配無用です!費用や期間の観点からも、自分を変える・見つめる機会としては比較的手が届きやすいのではないかと思います。絶対、後悔しないです!一人でも多くの方に、この充実感を味わってもらいたいです!
 

<H.Tさん、女子、1年生>

デ・ラ・サール大学邦楽研修を終えて

 Q1.研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
 まず、日本でフィリピンの法律を学ぶ機会はあまりないので貴重な経験ができたと思います。フィリピンの同世代の人たちと仲良くなれたこともよかったです。特に、私は韓国の音楽が好きなのですが、現地の学生さんの中で同じ趣味を持つ人と語り合えたのが楽しかったです。現地の人とたくさんお話する機会があったので、旅行で行くのと比べてフィリピンについてより知ることができたと思います。フィリピン料理はとてもおいしいということを発見できたことも大きな収穫です。今まで食べたことがなかったのですが、日常的に食べたいと思える程になりました。
 
Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか? 
 終盤に日本とフィリピンの法律を比較するプレゼンテーションをするのですが、スケジュールが詰め込まれた中での夜通しの準備が大変だったので、根気強さがついたと思います。私は今まで深夜に勉強したことがほとんどなかったので、いい経験になりました。また、外国の法律を学ぶことによって法律をより柔軟な視点で学ぶ力も身に付いたのではないかなと思います。
 
Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
 法律科目の授業を受けるとき、他の国ではどうなっているのだろうと興味を持つようになりました。今年受講する外国法科目群の授業を、より興味深く受けられると思います。また、研修を通じて英語をもっと勉強しなければと強く思いました。フィリピンの人にとっても英語は第二言語なのにネイティブみたいだったので、私も努力次第でここまでできるのではないかと、英語学習の意欲が高まりました。
 
Q4.研修中の一番の思い出は何ですか?
 やはり、研修終盤にラス・カサスフィリピン・デ・アキュサルに行ったことです。ビーチの近くに江戸東京たてもの園のような、マニラなどにあったポルトガル植民地時代からの歴史的建造物が集められていて、まるでタイムスリップしたような気分を味わえました。ポルトガル風の建築物の天井にバナナやマンゴーなどのトロピカルフルーツが描かれていたり、窓が障子のような形だったりして、昔のヨーロッパの街並みのようなのに所々にアジア情緒が感じられてとても楽しかったです。建築物群の近くにはきれいなビーチがあり、朝から泳いだり、カヤックを漕いだり、ボートに乗せてもらって沖に出たり、とても楽しかったです。
 
Q5.未来の参加者へのメッセージをお願いします
  マニラは想像していたよりもはるかに安全で、何一つトラブル無く研修を終えることができました。また、学校の施設や寮もきれいで近くにコンビニやスーパーなどもあり、快適に過ごすことができました。1年生でも授業についていけるかなと心配していましたが、現地の先生は1年生でもわかるように説明してくださったので十分理解することができました。治安面・勉強面共に何も心配することはありません。マニラに着けば、現地の方々が温かく迎えてくれます。加えて、この研修に参加したことで、メリハリのついた、充実した春休みにできたと思います。楽しんでいってください!