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Q. サークルで
男性部員からの交際の申し出を断ったら、彼の管理するホームページに自分についての卑猥な作り話があたかも実話のように掲載されてしまいました。

A. 
これは、人権侵害の犯罪です。明治大学総合情報ネッ トワーク利用基準においても禁止されています。まずは起こった事柄・日時等の記録をとって、キャンパス・ハラスメント相談室へ相談 してください。


Q. ゼミ合宿で
女子学生だけが、男子学生や教員のお弁当の買い出しやお茶くみを期待され、それをしないと不機嫌そうにされるのですが……

A. 「女の子だから……」、「男のくせに……」といった、 日常生活にひそむ固定化されたジェンダー的役割観の押しつけは、平等に学ぶ権利の侵害にあたります。教員も含めゼミ員全体で、男女間の対等な関係をつくるよう話し合ってみましょう。


Q. 教室で
教員の発言が卑猥だと感じて抗議したら、「嫌なら出席しなければいい。でも出席日数の足りないものには単位は出せない」と言われ困っています。

A. 授業の進め方についてお互いが理解できるように話し合うことができればよいのですが、その余地がなかったようですね。この場合の不適切な発言について、あなたに不利益にならぬよう配慮したうえで、ガイドラインに基づいて対処します。


Q. 研究室で
指導教員がいつも、長時間にわたって、威圧的な説教をします。研究活動のことや自分の至らない点について改善するよう努力してきたつもりですが、自分には、やはり足りない部分があるのでしょうか?

A. そのような状況の中で、あなたは大変良くがんばっています。あなたに落ち度はありません。このようなケースはアカデミック・ハラスメントとして、大学が責任を持って対処します。


Q. 研究室で
論文指導教員が肩や腰に手をふれたり、二人きりで食事しようと度々言います。わたしの態度に何か落ち度があるのでしょうか?論文指導を受けるために研究室に向かう足が重くなってしまって・・・・。

A. 決してあなたが悪いのではありません。ひとりで悩まないで、周囲の信頼できる人や相談機関に助けを求めてください。あなたには、怒り・悔しさ・不安などの感情を訴える権利があります。


Q. 職場で
私は、資料整理担当のアルバイトをしています。ある上司が、私の服装やスタイルについて、毎日のように発言するので、しだいに不快に思うようになって……。

A.不快さを我慢することが環境の悪化を招くことも考えられます。 「イヤだなぁ」と思うことは、できるだけその場で意思を相手に伝えましょう。でも、それが伝えにくい場合は、キャンパス・ハラスメント相談室へ相談してください。


Q. 職場で
上司のハラスメント行為を指摘したあと、ずっといやがらせを受けて悩んでいます。

A. 上司と部下という力の上下関係があるような職場では、しばしば、パワー・ハラスメントが起こります。管理職はもちろん、上の立場にある者は、常にこの点を心がけておくべきです。また、このような被害を受けたら、キャンパス・ハラスメント相談室へ相談してください。


Q. 職場で
同僚から、業務の不十分な点やミスについて一方的に注意・叱責を受けました。不快感をあらわにした様子で私を睨むその人に、今回のことは私には全く覚えのない事であるとやっとのことで反論すると、「これからはちゃんとやれ」と言い捨て、ドアを乱暴に閉めて部屋を出て行く始末。そもそも私に対するその人の言動は、常に当り散らすような乱暴なもので・・・。私にも至らない点が多々あるとは思いますが、一方的で攻撃的な言動を日常的に受けていると、前向きに対処する気持ちも萎えてきてしまって・・・。

A. モラル・ハラスメントの疑いがあると思われます。精神的ダメージが大きくなっているのではありませんか。直ちに職場の責任者やキャンパス・ハラスメント相談室に申し出ることをおすすめします。