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中野キャンパス起工式 社会の期待に応えるキャンパス創りを誓う

工事の安全と無事を祈り鍬入れをする長堀理事長 CGによる外観完成イメージ

学校法人明治大学は6月20日、中野キャンパス整備計画(第1期工事)の起工式を、建設地である東京都中野区中野の地で執り行った。

駿河台・和泉・生田に続く第4のキャンパスの起工式には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者、田中大輔中野区長、近隣住民らが参列、工事関係者とともに工事の無事を祈願した。

長堀理事長は直会の席で、「地域社会と共生し、真理を探究する若い人材をこの中野の街から育てたい」と新キャンパスに寄せる意気込みを語った。続いて納谷学長も「先端的な研究、国際的な発信、社会との連携をこの中野の地で展開する」とし、社会の期待に応える素晴らしいキャンパスを創ると決意を述べた。

中野区を代表してあいさつに立った田中区長は、「明治大学のチャレンジングで革新的な取り組みが中野で展開されることはとてもうれしい」とした上で、「大いに個性を発揮し、有為な人材が中野から輩出されることを願う」と期待を込めた。

中野キャンパスには、約1万6000㎡の敷地に、地上14階建て・地下1階のタワーが建設予定。新しい知の交流と創造の拠点となるアカデミック・フォーラムがデザインされ、5層吹き抜けのアトリウムやクロスフィールドラウンジが設けられる。

同区域は東京都の再開発等促進区で、明治大学の他にも2つの大学施設や商業施設、公園等が新たに建設される計画で、東京都や中野区の街づくりとの連携も期待されている。

中野キャンパスは2013年4月に開校を予定している。