明治大学黒耀石研究センター
池谷信之氏は5月28日、第1回日本考古学協会大賞を受賞した。受賞大賞は著作『黒曜石考古学-原産地推定が明らかにする社会構造とその変化-』(新泉社 2009年)。
日本考古学協会は考古学分野における日本最大の学会で、2010年に考古学上の優れた功績を表彰する本賞を創設。池谷氏は協会賞最高である大賞の、栄えある第1回受賞者となった。
池谷氏は、本学文学研究科博士前期課程修了後、本学で博士(史学)を取得。現在は沼津市文化財センターで勤務するかたわら、黒耀石研究センターのセンター員として研究活動を続けている。受賞の対象となった著作は、博士論文を元にして刊行された。