テープカットの様子(左から、ボランティア参加の学生2人、松崎浦安市長、伊藤副学長、佐藤大船渡市商工観光部長)
明治大学では被災地でのボランティア活動を含めた学習を単位として認定する実習科目を開講している。同活動拠点は、この科目を履修する学生の活動の場とすると同時に、各地域の自治体、社会福祉協議会、商工会議所、自治会・NPO等と大学が連携、協働して実施する浦安市や東北各地への復興支援活動の〝前線基地〟としての役割を果たす。
施設内には、拠点設置に協力した浦安市、東北各市の被災状況の写真の展示もされている。
震災直後から、自分にも何かできないかと思っていた時に、学部間共通総合講座「東日本大震災に伴うボランティア実習」を受講する機会にめぐまれた。浦安ボランティア活動拠点のオープンに先立ち行った調査では、震災から3カ月近くが経つのに、液状化による被害や傾いている家屋などを目の当たりにし、映像とは違う被害の実態を体で感じている。やるからには中途半端でなくでき得る限りのことをしたい。
(経営学部2年・男子)
浦安の自宅が被災した。下水道が使えず、給水場に通ったり、近所で入浴できる場所を探したり、仮設トイレを利用した。震災後、「地元を活性化させたい」という思いが強くなった。浦安市民として、また明大生として、同じく被災した東北地方の物産品販売や市内でのボランティア等積極的に活動したいと思う。
(文学部4年・女子)
施設内には、拠点設置に協力した浦安市、東北各市の被災状況の写真の展示もされている。
参加した学生に聞いた
(経営学部2年・男子)
浦安の自宅が被災した。下水道が使えず、給水場に通ったり、近所で入浴できる場所を探したり、仮設トイレを利用した。震災後、「地元を活性化させたい」という思いが強くなった。浦安市民として、また明大生として、同じく被災した東北地方の物産品販売や市内でのボランティア等積極的に活動したいと思う。
(文学部4年・女子)
「浦安ボランティア活動拠点」概要
千葉県浦安市今川1-13-15 パームテラス101
(JR京葉線「新浦安駅」徒歩12分)
【開室時間】
毎週月・木・金・土・日 10:00~17:00(常駐スタッフ1名)
※毎週火・水と大学休業期間は閉室
主な活動内容
- 学生による浦安市でのボランティア活動
- 被災地(浦安市、東北各地域)との連携
・「東北被災地サポートマルシェ」(原則、毎週土日開催)
東北経済・雇用促進のため、商品・産物を大学生が販売します
・浦安商品販売
浦安の商品を販売するとともに学生と企業が協力して新商品の開発・販売します
・被災地写真展示
被災地の写真を展示し復興の状況をレポートします
・講演会や報告会の開催
本学教員による講演や、学生の活動報告会を開催します - 被災地とのテレビ電話回線の設定とテレビ会議による情報交流
被災地域との情報交換によって支援内容を協議し、ボランティア支援を行います。 - 子どもの教育支援
市内各小中学生への教育支援を計画、実践します。 - 高齢者支援
市内高齢者の心の癒しとなる活動を計画、実践します。