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『被災地サポートマルシェ』開店 ボランティア学生が福島・岩手の物産を販売



明治大学震災復興支援センターは6月11日、浦安ボランティア活動拠点に隣接するスーパーの店頭で、『被災地サポートマルシェ』を開店し、第一弾として福島県と岩手県の物産品の販売を行った。

同販売に参加したのは、ボランティア実習科目の履修者ら明大生6人。参加学生らははじめに、応援に駆けつけた福島県郡山市役所観光物産課職員から販売商品の特性や被災地の状況などのレクチャーを受けた後、午前9時から正午まで郡山産米「あさか舞」を練り込んだ生ラーメンや、工場の再建に励む岩手県釜石市の製菓メーカーの菓子等、被災地商品の購入を呼びかけた。

当日は梅雨空のため人通りはまばらながらも、来店した近隣住民らは、学生の熱心な説明に、「東北出身者として、このマルシェを応援したい。今後、品数が増えていくことを期待したい」、「身近なところで被災地を応援できてうれしい。今後も続けて欲しい」等の励ましの声をかけていた。

学生からは「『何かしたい』という思いをボランティア講座で実践に移すことができた。ボランティアを通じて〝社会に役立つ〟ことの意味を学びたい」との感想が聞かれた。

翌日曜日にも開催された『被災地サポートマルシェ』では、用意した10品のうち7品を完売した。今後『被災地サポートマルシェ』は、電力のピークカットや夏の暑さ対策に配慮し、土日の午前中に、同会場にて継続して開催している。