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フェンシング部 チームワークで勝ち取った40年ぶり日本一



出場メンバー(左から沖本・大久・山口・山岡)

体育会フェンシング部が2011年度第61回全日本学生フェンシング王座決定戦(6月11日、京都府)に臨み、決勝戦で日本大学を45対32で破り40年ぶりの優勝を果たした。出場メンバーは、大久秀(法4)、山岡靖典(政経2)、山口敦史(法2)、沖本拓郎(政経1)の4人。

明治大学は、関東リーグ王者を相手に序盤リードを許すも、山岡の大逆転がチームに流れを呼び、続く山口も勢いに乗り点差を広げ、最後は大久が強さを見せつけ見事栄冠を勝ち取った。

勝因について井原健三監督に尋ねると、「絶対にあきらめないことと、チームワークの良さ」と笑顔をみせた。当日は京都府での大会にもかかわらず、部員17人全員が応援に駆けつけ大声援を送り選手の背中を押し、優勝の瞬間はともに涙を流し、感動を分かち合った。

ここ数年は2部リーグでの戦いが続いた明治大学フェンシング部。今年1部に昇格した歓びもまだ記憶に新しい。そんな矢先の優勝だった。しかし一同は「まだまだこれから」と気を引き締める。部員には、国際大会出場の経験を持つ選手も多い。この勢いで、ロンドンまで。フェンシング部の活躍からも、これから目が離せない。