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国際日本学部 スピーチ&プレゼンテーションコンテスト 日本と世界~新しい絆~ 学生スタッフも多数活躍

蟹瀬学部長から学部長杯を受け取る石井さん(左)と堀内さん 「皆が楽しいと思うKポップ(音楽)など、文化を通じて仲良く」と南さん

第3回となる国際日本学部学部長杯スピーチ&プレゼンテーションコンテスト(主催・国際日本学部国際実践科目1=担当・山脇啓造同教授)が7月1日、和泉キャンパス・メディア棟で開催された。学部長賞の栄冠には、内閣府国際交流事業「世界青年の船」の乗船経験をもとに「Let's Change Ourselves to Make a Better World!」と題しスピーチした堀内千浪さん(国日3年)、石井みなみさん(国日4年)ペアが輝いた。

コンテストは英語(全学生)と日本語(外国人留学生)の2部門からなり、日本、韓国、中国出身の国際日本学部、政治経済学部、理工学部、経営学部の学生10人が出場、150人超の聴衆を前に、日本と世界の新しい絆をテーマにパワーポイントを駆使してスピーチした。

蟹瀬誠一国際日本学部長、姫野伴子同教授、大須賀直子同准教授、ライアン・ワルド同講師4人による審査の結果、日本語部門の優秀賞は南恩智さん(国日2年)が受賞した。講評で蟹瀬学部長は、難しい審査だったと述べた上で、「学部長賞の堀内さんと石井さんペアは、実体験をきちんと話したことを評価した。日本語部門優秀賞の南さんは、プレゼンテーションの完成度が高かった」と説明した。他の審査教員も、母国語でないスピーチに対するチャレンジを称賛しつつ、「活発な質疑もされた。これだけでも絆ができたので、これを広げていって欲しい」(姫野)、「世界を見直すキッカケになったと思う」(大須賀)、「パワーポイントは良く出来ていたが、やはり大切なのは中身」(ワルド)等とコメントした。

コンテストの企画・運営は国際実践科目を受講する学生たち

新たな絆を記念して出場者、学生スタッフ、審査員

国際日本学部を象徴する行事となった同コンテストは、「教員と学生が一緒になって、互いに知的刺激を与えあう授業をめざす」とする山脇教授の授業の一環で行われているもの。そのため、テーマ選定やポスター作成なども、すべて国際実践科目を受講する学生たちが主体的に行った。今回のコンテストのスタッフは、水沼悠一郎さん(3年・リーダー)、王立安さん(4年・中国)、パク・ヒョンソンさん(4年・韓国)、岡部輝さん(3年)、高橋雄太さん(2年)、亀田麻理菜さん(1年)、石塚美佐さん(1年)いずれも国際日本学部の7人が務めた。

コンテスト終えリーダーの水沼さんは、「学年も違うスタッフ同士のコミュニケーションは思ったより大変だった」と笑顔で語り「来年は出場者として優秀賞を獲る」と意欲をみせた。開会宣言で会場を和ませた王さんとパクさんは、「個が重視され、やりたいと思えば何でもできる。充実した明治大学が大好き」とにこやかに感想を述べた。学生たちのコンテストも含めた15週(震災の影響で本年度は13週)におよぶ授業の成績評価は、アンケート集計や考察などをまとめた報告書が提出されたのち行われる。

第3回 国際日本学部 学部長杯 スピーチ&プレゼンテーションコンテスト参加者一覧

氏名 学部 国籍 スピーチタイトル
服部摩耶斗
 
経営2 日本 The Most Important Thing to Learn English
秋山 将 国日1 日本 The Power of Sports
西岡洋輔 国日2 日本 What I Got From New Bonds
木村建太 政経1 日本 What I Learned from the Great East Japan Earthquake
山本梨央 国日2 日本 The Culture of Shyness
堀内千浪
石井みなみ
国日3
国日4
日本 Let’s Change Ourselves to Make a Better World!
白 龍華 理工3 韓国 日本とアジア~新しい出発
南 恩智 国日2 韓国 日本と韓国の絆
林 佳晨 国日1 中国 世界が驚く日本人の愛