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母校の支援に全力を 校友会長 向殿政男

代議員の皆さま、日本全国および韓国ならびに台湾からも代議員総会にお集まりいただきましてありがとうございます。

母校明治大学は、理事長、学長のリーダーシップのもと大胆な改革により大躍進をしており、校友は大変誇りに思っています。明治大学校友会も大学にならい改革を進め、本来の目的である母校を賛助し、それを通して大学と校友及び校友同士の親睦を図るということに邁進していかなければいけません。

校友の皆さまは日本全国のみならず世界的に活躍をされております。身近な例ですと、サッカー日本代表長友佑都選手、ワールドカップ女子サッカーで優勝した、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督の佐々木則夫氏も校友であります。このたび佐々木監督には世界一に導いた栄誉を称え、明治大学特別功労賞に続いて校友会からも第1号の「明治大学校友会特別功労賞」を贈らせていただきました。

我々校友会は、学生および校友の活躍を後押しするべく、今後も改革を推進し、母校支援のために全力を尽くしてまいります。

青木信樹名誉会長の後をお受けしての2年間でしたが、「明治はひとつ」のスローガンのもと、皆さまのご協力およびご支援をいただき深く感謝しております。「明治はひとつ」の心というのは、校友会はもとより、現役学生や教職員、多くのOB・OG会組織、また父母会がそれぞれの個性、歴史をもちながら、母校明治大学を支援するという点で同じ方向を向いて、1つになろうということであります。

この2年間会長として注力してきたこととして、1つは、「若返り」。世代交代をして組織活性化を図りたいというのが、まず第1の目標でありました。

そして2つ目の目標は、大学それから校友会の本部、支部、校友間でICT(Information Communica tion Technology)を使って情報共有をすることです。このたび第一段階としての「紫紺NET」がその緒につきました。これからじっくりと第二段階以降の構築をしていきたいと思っております。

3つ目は、校友会組織全体の改革をし、組織活性化につなげます。女子同窓会との融合、クラスターの組織化等が挙げられます。

4つ目は、やはり海外展開であります。大学は「世界へ」という目標を掲げておりますので、校友会もそれに呼応して協力したいということです。

この私が2年前に掲げた各目標が、やっと整備されてきたというところで、皆さまのご協力で少しずつ改革が進んでいるというのが現状です。

以上、私の2年間の会長としての報告をさせていただくとともに、新たな4年間に動き出した目標に向けて着実かつ果敢な改革を推進し、母校明治大学支援のため、校友会をより強固な組織にすべく全力を尽くすことをお約束して、会長あいさつとさせていただきます。