Go Forward

卓球部 山梨・道志中生徒に練習指導

全日本レベルの高度なスキルを体験する生徒たち 「努力は才能に勝る」と熱くメッセージを送る兒玉総監督

明治大学体育会卓球部は9月24日、西調布合宿所に道志中学校(山梨県南都留郡)の卓球部生徒を招き、交流練習会を実施した。

これは本学の社会連携活動の一環として、道志村で公開講座を実施したことをきっかけに実現したもの。同校からは1・2年生の生徒9人をはじめ、引率者・ 関係者らが来校、本学卓球部からは2011年度の関東学生卓球新人選手権大会シングルス優勝の岡田崚選手(商1)をはじめ全日本クラスの選手らが出迎えた。

練習会の開始にあたり体育会卓球部の兒玉圭司総監督は、「明治大学創立130周年の節目となる今季、グランドスラム(春季・秋季リーグ戦およびインカレ の三大団体戦を制すること)を達成した本学は、大学卓球界で圧倒的な強さ。その明治大学で練習する経験を活かし、今後の人生の糧にしてほしい」とのあいさ つに続け、中学生たちに「努力は才能に勝る」との言葉を贈り激励した。

実際練習で参加生徒らは、迫力のラリーや、激しくも真剣な大学生の練習姿勢に圧倒されながらも、高レベルの技術を体で吸収すべく懸命にラケットを振った。休憩時間には合宿所に隣接する明治高等学校・中学校の施設を見学するなど、濃密な交流が行われた。

本交流会の実現を支援した坂本恒夫副学長(研究担当)は、「いわゆる中高年向けの公開講座という形だけでなく、地域の小・中学生や高校生など若い世代と の交流を活性化させることで、将来地域社会を担う若年層の自覚と関心を喚起したい」と今後の地域貢献・社会連携の方向性を示唆した。