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明治大学博物館主催 「ふるさと歴史自慢」作文コンテスト

延岡城とその周辺を描いた絵図 「明治大学博物館蔵 内藤家文書 日向国臼杵郡絵図」 ふるさとへの思いの詰まった作文が集まった

明治大学博物館は10月16日、「ふるさとの歴史を調べて明治大学に行こう!作文コンテスト」の授賞式を駿河台キャンパス・アカデミーコモン地下1階の同博物館で執り行った。

和やかな雰囲気に包まれた授賞式は、受賞者の家族や学校関係者らが見守る中、杉原重夫博物館長(文学部教授)から、小学生・中学生・高校生各部門の優秀 賞1人、入選2人、計9人それぞれに賞状と記念品が手渡された。杉原館長は、「どの作品も短い文章の中にふるさとへの想いがつまっていた。これからも自分 のふるさとを大切にしてほしい」と若い受賞者へ語りかけた。

続いて優秀賞3人の作文発表が行われ、小学生の部・佐藤夏紀さん(延岡市立北浦小学校5年)、中学生の部・末廣つぐみさん(延岡市立岡富中学校3年)、 高校生の部・沼勁太朗さん(宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校4年)が、ふるさとの歴史や文化、古くから伝わる先人の知恵などを紹介する作文を読み上げた。

このコンテストは、同館が所蔵している宮崎県の一部と大分県の一部を旧領とした譜代大名内藤家の文書にまつわる本学名誉教授の故木村礎元学長を中心とし た本学教員・博物館の研究活動を縁に、宮崎県延岡市の小・中学生、宮崎県内の高校生を対象に実施。7月21日から8月31日までの間に66件の応募があ り、厳正な審査を経て、受賞者を決定、明治大学へ招待したもの。

当日は、本学のホームカミングデー開催日と重なったため、授賞式を終えた9人と関係者らは、卒業生と教職員・在学生が一体となったイベントを通じて明治大学を体感していた。


小学生の部

名前 学校 題名
佐藤 夏紀 延岡市立北浦小学校 優秀賞 宮野浦八十八ヶ所大師祭について
小野 隼弥 延岡市立旭小学校 入選 延岡神楽の歴史について
小田原 海 延岡市立黒岩小学校 入選 歴史と伝統のあるぼくの学校

中学生の部

名前 学校 題名
末廣つぐみ 延岡市立岡富中学校 優秀賞 先人の知恵に学ぶ
今村 晴菜 延岡市立恒富中学校 入選 ふるさと延岡と笠原鷲太郎翁
~裏山の銅像から学んだこと~
菅原 岳史 延岡市立北方中学校 入選 地域の歴史を知って

高校生の部

名前 学校 題名
沼 勁太朗 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校 優秀賞 未来をつなぐ用水路
柏田 大貴 宮崎県立高城高等学校 入選 てげよかとこじゃっど!高城
谷口千香子 宮崎県立飯野高等学校 入選 私の町と田の神さあ