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明治大学図書館×川崎市 共同シンポ「身近な環境に学ぶ」

黒川農場の里山保全・再生について講演する倉本教授

明治大学図書館は生田キャンパス第二校舎A館で10月22日、川崎市との連携・協力協定(2007年12月26日締結)に基づき、共同シンポジウム「身近な環境に学ぶ—自然再生から最先端科学まで—」を開催。地元の川崎市民を中心に約100人が参加した。

このシンポジウムは、知的好奇心を深めることを目的として、川崎市にかかわりのある科学者それぞれが、専門的立場から身近な自然・環境に対する興味や感動、そして書物や読書との関わりについて紹介するもの。

川崎市と韓国富川市の図書館交流を進める実行委員会が中心となって企画された初めての試みで、明治大学からは農学部の倉本宣教授がシンポジストとして登 壇し、「一見すると一体化しているように見える里山でもエリアによって生態系が異なる。光と植物の関係に目を向け、関心を持つことが大切」と語った。