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硬式野球部 15年ぶり5度目の日本一!

悲願達成!「日本一」を掲げる明治大学ナイン 優勝旗を受ける竹田主将。 熱い気持ちでチームをひとつに 歓喜の瞬間、明治大学スタンドは紫紺一色に

明治大学体育会硬式野球部は11月27日、明治神宮外苑創建85年記念「第42回明治神宮野球大会」決勝に臨み、2対0で愛知学院大学に勝利し15年ぶり5度目となる優勝を飾った。

全国各地のリーグ戦で優勝した11校がトーナメント方式で対戦する本大会は、1回戦を福山大学(四国・中国三連盟代表)に19対0のコールド勝ち、準決勝を東北福祉大学(東北三連盟代表)に5対0で勝利し、決勝に駒を進めた。決勝の相手は北陸・東海三連盟代表の愛知学院大学。本学は前日の準決勝に続いてエース野村祐輔(商4)が先発した。投手戦となった試合が動いたのは6回表。阿部寿樹(情コミ4)がタイムリーヒットを放ち1点を先制した。7回裏、ここまで2塁を踏ませない好投を続けてきた野村が、1死3塁のピンチを迎えるも、4年間の想いを込めた力投でスクイズをかわし、無失点で切り抜けた。その後試合の流れを引き戻した本学は8回に待望の追加点をあげると、残る2回を野村が無安打に抑え、2対0で勝利。史上最多・5度目となる大学野球日本一の座に輝いた。

エースとしてチームを日本一に導いた野村は「最後の試合で苦楽を共にしてきた仲間に恩返しができた。日本一を取れたことが本当に嬉しい」と語り、「(プロ入りする)これからが厳しい闘いになる。明治大学で培った経験を活かし頑張っていきたい」と紫紺魂を胸にプロの世界で活躍することを誓った。