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爽やかな青空の下 父母2600人が交流

父母会から寄贈された緞帳(どんちょう)を背にあいさつする納谷学長 言葉の持つ力を講演

明治大学連合父母会(丹澤正彦会長)は、第7回「明治大学父母交流会」を2011年11月27日、駿河台キャンパスアカデミーコモン、リバティタワーを中心に開催し、およそ2600人の父母が参加した。

同交流会は、父母間の交流や子女が学ぶキャンパスの見学などを目的に、父母会が大学支援策の一翼を担う事業として開催した。首都圏を境に日本全国を東西に二分した地域の父母会員が対象で、2011年度は東京以南の34地区の父母が参加した。

アカデミーホールで行われた開会式で丹澤会長は、「今日は大学の空気、空間を感じながら父母同士で交流し、明治大学との一体感を感じてください」とあいさつ。続いて納谷美学長、長堀守弘理事長、土屋恵一郎教務担当理事が、連合父母会の日頃の大学への支援に厚い謝辞を述べ、参加の父母を歓迎した。

引き続いて阿木燿子氏(作詞家・作家・プロデューサー、本学校友)が「自分らしく生きるために」と題して講演。言葉の持つ力、言葉によるコミュニケーションについて、夫の宇崎竜童氏との実生活でのエピソードも交え、「『愛してる』『ごめんなさい』『ありがとう』という3つのキーワードを言葉にすることが、自身と子供を成長させる」と結ぶと、会場は共感が込められた大きな拍手に包まれた。

交流会では、加羽沢美濃と12人のバイオリニストによるクラシックコンサートをはじめ、さまざまな催しが企画された。明治大学交響楽団によるフルオーケストラの演奏や、茶華道研究部による呈茶席、漫画研究会による似顔絵コーナーなどは特に盛況。付属農場の農産物販売、リバティタワー17階の学食(スカイラウンジ暁)で食事をするなど、多くの父母が第二の母校「明治大学」での1日を楽しんだ。