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キャンパス整備サポート資金 130周年記念事業で推進中の施設整備計画の進捗状況について

キャンパス整備サポート資金は、現在、創立130周年記念事業で建設する6つの大型施設の整備資金として募集しております。

いよいよ本年4月より「明治大学黒川農場」「生田第二校舎D館」「和泉図書館」がオープンします。その3件を中心に他の建物も含めた進捗状況をご紹介いたします。

※ローマ数字に続く名称は施設整備計画名、括弧内は竣工後に使われる正式名称

1 黒川農場整備計画(明治大学黒川農場)

完成間近の本館 温室・圃場

未来型エコシステム(環境共生)・里山共生システム(自然共生)・地域連携システム(地域共生)の3つをコンセプトとした未来型アグリ・エコファームを目指す。

この新農場は、川崎市が構想する「農業公園づくり事業」の中核的存在として大きな注目を集めている。

里山の自然と地域のかかわりを確保する場として、また市民や企業・機関と連携する農場として、資源循環型社会の創設に大きく寄与していくことが期待されている。

2011年12月下旬に竣工し、現在は、備品や実験機器の搬入、千葉市にある誉田農場からの移設等を行っている。2012年4月より利用開始予定。

2 生田第二校舎1号館整備計画(生田第二校舎D館)

D館 別館

老朽化した1号館の建替え。教育研究環境の改善を目的とし、免震構造を採用する等安全で環境に配慮した施設計画。応用化学科・機械工学科・機械情報工学科の研究室や実験室等が入り、その他大学院演習室も備える。

免震構造7階建てのD館と、2階建ての別館からなる。

2011年11月下旬に竣工、12月に備品や新規実験機器の搬入を行い、2012年から既存1号館等より研究室他の移設を行う。2012年4月より利用開始予定。

3 和泉図書館整備計画(和泉図書館)

完成予想図 2011年12上旬の様子

「知の拠点」として、人と人、人と情報を結ぶ機能を重視し、和泉キャンパスのシンボル的な建物となるよう計画している。学生、教員が語らい、議論できる余裕のある空間の確保を目指し、静けさの度合いによって4つのゾーンに分かれている。それぞれの居場所を見つけることができる滞在型図書館を目指している。新しい試みとして、デジタルサイネージを採用。利用者が知りたい情報は簡単に取り出せるようにした。4階建ての7層構造で、館内の総座席数は約1200席。

2012年3月に竣工、その後、書架や備品の搬入、仮設図書館からの書籍の移設・事務室の移転を行う。2012年4月より利用開始予定。

4 駿河台C地区整備計画



「世界に発信する最先端の研究拠点と陶冶の場」をコンセプトとした地上17階、地下1階建ての新教育・研究棟。大学院教育、研究・知財戦略機構及び国際連携機構の機能が移転する予定となっており、本学の人文・社会科学系の大学院生の活動を1カ所に集約し、世界最高レベルの研究拠点の形成をめざす。

2011年7月に既存施設解体が終了し、現在は新築工事を進めている。2013年4月利用開始予定。

5 中野キャンパス整備計画[第1期工事]

※総合数理学部(仮称)は設置構想中であり、名称その他計画に変更が生じる場合があります

「国際化、先端研究、社会連携の拠点」として開設する第4のキャンパス。国際日本学部(和泉キャンパスから移転)と総合数理学部(仮称・新設)の2学部、複数の研究科及び研究機関が展開。地上14階、地下1階建ての校舎にはメディア環境を利用して自学自習を支援するセルフアクセスセンターや、学生・教員の交流の場となるクロスフィールドラウンジ等を設置。東京都や中野区との産官学による連携も期待される。

現在建築工事が進行中。2013年4月利用開始予定。

6 スポーツパーク整備計画[協議中]

2014年オープン予定。閉鎖した「多摩テック」跡地に八幡山等の既存施設から体育会運動部の合宿所・練習場を集約する。
※CG画像はイメージです。実際の外観とは異なる場合があります