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未来サポーター募金 寄付者の想い 恩師との出会い

白木 國彦(1970年文学部卒業)

私は1966年(昭和41年)に、文学部史学地理学科(西洋史専攻)に入学しました。ちょうど第一次ベビーブームの時代に生まれたため、大学入試は空前の高い競争率で、第一志望の明治大学に合格した時は、本当に嬉しかったものです。あこがれの東京での独り暮らしにも、心ときめく思いでした。当時はあちこちで大学紛争が多発していた時代でしたが、充実した大学生活を過ごすことができました。

2年生の時、教職課程を取ることにしました。その講座の一つ「教育原理」で、生涯の恩師である三木寿雄先生と出会いました。三木先生の情熱的な、素晴らしい講義を聴くうちに、いつしか教師になりたいと思うようになりました。幸い採用試験にも合格し、卒業と同時に、地元の高校の社会科教員になることができました。明治大学での三木先生との出会いがなかったら、教職を選ぶことはなかったかもしれません。

その教職生活も4年前に定年を迎え、現在は講師として勤務しています。現在勤めている高校は、県下有数の進学校で、毎年明治大学にも多数進学しています。自分の教え子が後輩にもなる、とても嬉しく、ありがたいことです。

卒業して40年以上になりますが、母校に対する思いは強くなる一方です。これからも明治大学を愛し、応援していきたいと思っています。