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第18回 連合駿台会学術賞 優れた学術研究として6氏へ

左から片岡准教授、相澤講師、中村助教、長堀理事長、山口会長、納谷学長、村上教授、大石教授、三村教授 岸本辰雄先生をはじめ創立者の精神を講演する村上教授

第18回連合駿台会学術賞・学術奨励賞の授賞式と受賞記念講演会が1月25日、駿河台キャンパスで行われた。

同賞は、経済界で活躍する明治大学校友の親睦団体である連合駿台会(山口政廣会長)からの指定寄付金に基づく連合駿台会学術振興基金をもとに、明治大学専任教員の学術研究上の優れた成果を表彰するもの。

学術賞(副賞50万円)は、村上一博教授(法学部)、大石直記教授(文学部)、三村昌泰教授(理工学部)の3氏が受賞。若手教員を対象とした同学術奨励賞(副賞30万円)は、片岡洋人准教授(会計専門職研究科)、中村友一助教(文学部)、相澤哲哉専任講師(理工学部)の3氏が受賞した。

授賞式に先立ち、学術賞受賞記念講演会をリバティホールで開催、村上教授が「“暁の鐘”の音色-岸本辰雄の精神-」と題して講演した。

続いて岸本辰雄記念ホールで行われた授賞式では、納谷廣美学長から表彰状が、山口会長から記念品と賞金目録が受賞者に手渡された。納谷学長は受賞者を祝福し功績を称えた上で、連合駿台会の大学へ対する日ごろの支援に感謝を述べた。

これを受けて受賞者6氏があいさつに立ち、それぞれ研究の紹介や協力者への感謝を述べるとともに、今後一層の活躍を誓った。

引き続き同会場で催された懇親会では、長堀守弘理事長があいさつに立ち「大学のコアは学術。研究と教育の双方で社会貢献する」と述べるとともに、歴史をつくりつつある連合駿台会の学術振興事業への感謝を表した。

1 学術賞

社会科学

村上一博(むらかみ・かずひろ)法学部教授
「日本近代法学の先達 岸本辰雄論文選集」

人文科学

大石直記(おおいし・なおき)文学部教授
「鴎外・漱石—ラディカリズムの起源」

自然科学

三村昌泰(みむら・まさやす)理工学部教授
「Diffusion,C ross-diffusion and Competitive Interaction」

2 学術奨励賞

社会科学

片岡洋人(かたおか・ひろと)会計専門職研究科専任准教授
「製品原価計算論」

人文科学

中村友一(なかむら・ともかず)文学部助教
「日本古代の氏姓制」

自然科学

相澤哲哉(あいざわ・てつや)理工学部専任講師
「Investigation of early soot formation process in a diesel spray flame via excitation-emission matrix using a multiwavelength laser source」