２０１１年公認会計士試験 現役合格者２８人に報奨金授与

明治大学国家試験指導センター経理研究所（所長＝森久経営学部教授）は１月１３日、２０１１年度公認会計士試験現役合格報奨金授与式を、駿河台キャンパス・リバティタワー２３階の岸本辰雄ホールで執り行った。

今回報奨金を授与されたのは、法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部、および大学院経営学研究科の在学生２８人（うち同研究所の会計特別研究室に所属する室員は２６人）。

あいさつに立った納谷廣美学長、森所長は祝福の言葉とともに、「厳しい社会情勢であるが、周囲への感謝の念を常に忘れず幅広い視野をもち、自分の能力が発揮できるよう努力を続け“前に”進んでほしい」（納谷）、「ここからがスタート。人間力を深め、会計士としての使命感、矜持をもって取り組んでほしい」（森）と激励した。

合格者を代表して谷内彩也菜さん（商４）は、「経理研をはじめとする先生方、先輩や多くの仲間たちの支えのおかげ」と感謝の言葉に続けて、「この温かい励ましを胸に、公認会計士として取り組んでいく」と力強く語った。

明治大学経理研究所は１９４８年、公認会計士試験の指導のために設置され、大学内指導機関としては国内で最も伝統を誇る。

なお、１月２５日現在で同研究所が把握している２０１１年公認会計士試験の明治大学関係者の合格者数は８６人（うち在学生３０人）。２００５年から金融庁が大学別合格者数の発表を取り止めたため、同研究所では、研究所への所属・非所属に関わらず、公認会計士試験に合格した明治大学関係者からの連絡を呼び掛けている。