Go Forward

杉並6大学連携 「南相馬市支援チャリティーバザー」開催

明治大学を含む杉並区内6大学(ほか、女子美術大学・女子美術短期大学部、高千穂大学、東京立正女子短期大学、立教女学院短期大学、東京女子大学)は昨年12月18日、学生ボランティアによる「南相馬市支援チャリティーバザー」をセシオン杉並で開催した。

これは杉並区と福島県南相馬市との災害時相互援助協定により実施されたもの。学生らは、2004年に締結された「杉並区と区内高等教育機関との連携協働に関する包括協定」に基づき、杉並区からの同チャリティーバザーの実行委員およびボランティア募集の呼びかけに応じ6大学から約40人が参加した。

生活雑貨や衣料品が販売されたバザーの売り上げは約13万円、募金は約1万円が集まった。会場では、女子美術大によるオリジナル万華鏡を作るワークショップ、東日本大震災支援活動パネル展示も同時開催された。

参加した明大生からは、「他大学や多くの方と、いろいろ交流することができて本当に良い経験になった」(情コミ1)、「被災地のボランティアは、瓦礫の撤去やヘドロの掻き出しというイメージしかなかったが、このようなバザーを通じて協力できることを実感できた」(文1)といった報告がされ、短い期間ながら充実した活動がされた。

杉並区と区内高等教育機関との連携協働に関する包括協定

生涯学習支援をはじめ、ひろく地域人材育成などの多様な取り組みを推進するため2004年10月29日、明治大学は杉並区内の短期大学を含む4大学(女子美術大学・女子美術短期大学部、高千穂大学、東京立正女子短期大学、立教女学院短期大学)とともに、杉並区と包括協定を締結した。昨年12月2日には東京女子大学が加わり6大学連携となり、大学の持つ知的資源や人材を活用して、積極的な地域社会との連携の取り組みがされている。