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国際日本学部 初の学位記授与式を実施







2011年度明治大学卒業式の終了後、初めて卒業生を送り出す国際日本学部は、学部初の学位記授与式を駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階ビクトリーフロアで実施した。

式典には蟹瀬誠一学部長はじめ、同学部教員らが多数参列。祝辞を述べた蟹瀬学部長は、第一期生として新たな門出を迎えた275人の卒業生に向けて、「4年前の入学時のあいさつの中で君たちはすでにパイオニアであると伝えた。これから新たな始まりとなる。何ものをも恐れず、パイオニア精神で果敢に挑戦してほしい」とエールを贈った。

続いて成績優秀者を顕彰すべく、総代の森さゆりさん、副総代の向江香織さん、校友会表彰者の小西達也さんへそれぞれ、蟹瀬学部長から学位記が授与された。学位記を受け取った森さんは「第一期生としての誇りを胸に頑張りたい。皆さんも頑張りましょう!」と同期生に呼びかけると、卒業生一同は大きな歓声で応えた。

その後、クラスごとに学位記・記念品が担当教員から卒業生一人ひとりに授与され、国際色も豊かにともに喜びあい、思い思いに記念撮影を行う姿などが会場中で見られた。

3年次に学部主催の英語スピーチコンテストに優勝した福崎佳奈さんは、「一期生として卒業できて、とても嬉しい。国際日本学部で培ったチャレンジ精神を活かして社会で活躍したい」と抱負を述べた。ロシアの大学を卒業後、3年次から編入したロシア人留学生Vakabayasi Liubov(ワカバヤシ・リュボーフュ)さんは、「日本人学生のサポートを受けながら学内の日本語スピーチコンテストに出場し、入賞を果たしたことが一番の思い出」と語った。

また、韓国からの留学生は、「学部一期生ということで入学前は不安もあったが、国際日本学部での4年間の学びは充実しており、希望していた日本企業への就職という新たな挑戦への切符をつかむこともできた。とても嬉しいです」と喜びをあらわにした。