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2011年度 スポーツ表彰 明治大学の名を高めた功績を賞賛 顕著な活躍の70人・16団体に



2011年度のスポーツ表彰式が3月24日、駿河台キャンパスアカデミーコモンで行われた。明大体育会長を務める納谷廣美学長はじめ、長堀守弘理事長、柳沢敏勝副学長(スポーツ振興担当)など、多くの役員・役職者、体育会各部長・監督が列席し、受賞団体・個人の栄誉が称えられた。この表彰は、国内外の大会で優勝するなどスポーツ活動に顕著な活躍をした体育会の団体・個人を表彰するもの。

表彰に先立ち、納谷学長は「“メイジ”が元気だということを、皆さんが証明してくれた」とスポーツを通じて本学の名誉を高めた受賞者らに感謝を述べ、水泳平泳ぎ日本人初のオリンピック連覇者である鶴田義行氏(1932年専門部法科卒)の「苦しみに逃避する者は、永久に苦しみに追われる。苦しみに自ら突入し、これを突破する者こそ、永久に楽を得られるのではないか…」という言葉を挙げ、「苦しみから逃げずに努力を重ね、さらに精進して、今後も優れた競技成績を挙げてほしい」と激励した。
松本穣体育会部長会会長(商学部教授)は、「昨今のスポーツは、記録が日進月歩している。その中で皆さんは優れた成績を挙げ、勝ち抜いていったのだから、裏には大変な努力があっただろう。努力は人を裏切らない。そして若い時期に努力することを身に着けた皆さんは、今後もずっと努力していけるだろう」と祝辞を述べた。

表彰者を代表して謝辞を述べたスケート部の小林友剛さん(政経4)は、「苦しい練習や厳しい監督の指導に逃げ出したかったこともあるが、今では、その厳しさは勝つための厳しさであったと思える。さらに人間力を高め、競技を通じて多くの人に夢と感動と勇気を与えたい」と語り、「ロンドン五輪に明治大学の関係者が一人でも多く出場し、活躍することを願い、自らも邁進することを誓う」と決意を述べた。

各賞の概要は次のとおり。

優秀賞

体育会に所属し、オリンピックや世界選手権などで入賞または全国規模の大会で優勝などの成績を挙げた団体・個人

敢闘賞

体育会に所属し、関東規模以上の競技大会で優勝などの成績を挙げた団体・個人