和泉キャンパスと近接する日本学園との連携に期待が膨らむ。納谷学長(手前左)と谷川校長(同右)
明治大学は3月16日、日本学園高等学校(東京都世田谷区)と高大連携事業に関する協定を締結した。
この協定は、日本学園が『明大前駅』(京王線)から徒歩5分と、和泉キャンパスに近接している点を活かし、相互の理解を深めるとともに、両校による地域への貢献を目的とするもの。
調印式は駿河台キャンパス大学会館7階の会議室で行われ、高大連携事業に関する協定書に、納谷廣美学長と谷川平夫校長(日本学園高等学校)がそれぞれ署名し、協定を取り交わした。
先立つ懇談で納谷学長は、「歴史ある日本学園との協定をうれしく思う。小さな一歩だが、大きな一歩、大切に育てていく」と述べた。返答で谷川校長は、同学園の特別進学コースのキャッチフレーズ『MARCH以上の難関私立大学の現役合格を目指す』に触れ、「すでに明治の『M』は別格となっている」とした上で、「この連携により、さらに日本の中核をなす人材教育に邁進する」と力強く応えた。