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ラグビー春の交流戦「関東大学春季大会」 今シーズンより新規公式戦として導入

昨年のチャリティーマッチでの明早戦

関東ラグビーフットボール協会は3月15日、同協会が主管する関東大学ラグビー対抗戦Aグループおよびリーグ戦1部グループの交流試合として「関東大学春季大会」の実施と、その日程を発表した。

本大会は大学生の公式戦数の増加と年間を通した強化を目的として、今春より初めて導入・実施されるもの。通常、秋シーズンに対戦しない対抗戦グループとリーグ戦グループの試合による交流を通じて、選手個人のラグビー精神涵養と競技の地域普及を目指すとしている。

試合方式は、対抗戦上位4校とリーグ戦上位4校がAグループ、同じく下位4校ずつがBグループとして編成され、各グループ内で対抗戦チームとリーグ戦チームの対戦を行い、勝ち点制により全試合終了時点で勝ち点の多い順に順位決定を行う。

昨季対抗戦2位の明治大学はAグループとして出場し、昨季リーグ戦の上位4校と順次対戦する(明治大学の試合日程は別掲)。リーグを超えた対戦を通じて、秋の対抗戦本番に向けたチーム強化が期待される。

第1回ラグビー関東大学春季大会 本学試合日程

試合日 対戦カード キックオフ 場所
4月29日 明治大学 — 東海大 14:45 東海大グラウンド
6月17日 明治大学 — 大東文化大 14:45 明治大学八幡山グラウンド
24日 明治大学 — 流通経済大 14:45 流通経済大グラウンド
30日 明治大学 — 関東学院大 14:00 ニッパツ三ツ沢球技場

吉田監督の続投が決定

体育会ラグビー部の吉田義人監督(1991年政経卒)が、今季(2012—13シーズン)も引き続き監督として同部を指導することが3月6日、正式に決定した。

吉田監督は2009年にラグビー部のフルタイム監督に就任。これまで3季を指導し、昨季は関東大学対抗戦2位へチームを導くなど、強固なディフェンスに裏打ちされたチーム強化を進めた。指導4年目を迎えた本年、大学選手権での一層の躍進に期待したい。

全早慶明チャリティーマッチ、本年も開催

東日本大震災から1年を経たことを受け、昨年も行われたオール早慶明三大学ラグビー・チャリティーマッチが本年も行われる。今年も秩父宮ラグビー場を舞台に、4月15日(日)13:00よりキックオフ。各校のOBと現役学生で構成されたチームが、40分間の総当たり形式で対戦する。

明治大学は第一試合で早大と、第二試合で慶大と対戦の予定。試合の前後で随時募金活動が行われるほか、OB・現役選手らによるサイン会や3大学監督によるトークショー、公開アフターマッチファンクションなどが予定されている。

なお、試合の収益金の一部および当日集まった募金は、日本ラグビーフットボール協会を通じて、被災地のラグビー復興やラグビーを活用した被災地支援活動に役立てられる。