Go Forward

阿久悠記念館 入場者数1万人を突破

前林氏(右)と清水理事、阿久悠氏の思い出話に笑顔がこぼれた

日本を代表する作詞家・作家の阿久悠氏(1959年文卒)の人となりと作品を紹介する阿久悠記念館は3月30日、昨年10月28日の開館以来の延べ入場者数が1万人を突破した。

このことを記念して、1万人目の入場者となった前林芳雄氏(川崎市在住)に、清水秀夫総務担当常勤理事(役職は当時)から、入館証明書と記念品として阿久氏の没後刊行された小説『無冠の父』およびCD作詞集『人間万葉歌』が贈られた。

証明書と記念品を受け取った前林氏は、「阿久悠記念館にはこれまでも何度か来ているが、その度に新しい発見がある。淡路島から上京した時の阿久氏の〈逃避と雄飛〉の心情は、同時代を生きた人間として非常に理解できる」と述べ、1万人目の来場者となった喜びとともに、「これからも折に触れて記念館を訪れたい」と語った。

明治大学 阿久悠記念館



場所
駿河台キャンパス・アカデミーコモンB1 入館無料

時間
10:00~17:00

休館日
夏季休業日(8/10~16)
冬季休業日(12/26~1/7)
※8月の土・日曜に臨時休館があります

阿久悠(1937~2007年)

1937年(昭和12年)兵庫県生まれ。1959年文卒。広告代理店を経て、1966年からフリーとなり本格的な文筆活動を開始する。

『北の宿から』『UFO』など、演歌から歌謡曲、アニメ番組のテーマソングまで5000曲以上に及ぶ作品を幅広く手がけ、日本を代表する作詞家として活躍した。

小説『瀬戸内少年野球団』は映画化され、作家としてもその才能を発揮。日本レコード大賞を数々受賞し、1997年には作詞活動30年の功績が称えられて第 45回菊池寛賞を受賞。明治大学特別功労賞(1998年)、紫綬褒章(1999年)、旭日小綬章(2007年)なども受賞している。


日時
5月18日(金) 13:30~18:00(13:00開場)
18:30~レセプション

会場
駿河台キャンパス・アカデミーホール

参加費
無料(レセプションは会費制)

言語
日英同時通訳(同時通訳機器貸し出し有)

定員
400名
お問い合わせ先

明治大学総務課大学資料センター

TEL 03-3296-4329
http://www.meiji.ac.jp/history/