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大学院版オープンキャンパス 合同進学相談会を開催

大盛況だった個別相談ブース 講演する北野教授

大学院は5月12日、合同進学相談会を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。これは、本学学生をはじめ、広く一般の方を対象に大学院進学を考える機会を提供することを目的とした大学院版オープンキャンパス。各研究科の教員や大学院生が対応する個別相談や特別講演、各種奨学金ガイダンスやキャンパスツアーなどが行われ、約200人が参加した。

小笠原英司大学院長(経営学部教授)の開会のあいさつに続いて、北野大理工学部教授による「大学院で学ぶということ」をテーマにした特別講演が行われた。北野教授は、大学卒業後は大手製薬会社で勤務するも、退社し研究者の道を志し大学院に進学した自らの経験を語りながら大学院での学びについて紹介。「人間としての価値は社会への貢献である」とした上で、「若い時の苦労は買ってでもした方が良い。自らに投資しよう」と呼びかけた。

個別相談会場では、各研究科に多数の相談者が訪れ、中でも今年4月に開設された国際日本学研究科のブースは相談待ちの行列ができるなどにぎわいを見せた。また、留学生の姿も多く見受けられるなど、国内外からの注目度の高さをうかがわせた。

来場者は、「北野先生のお話は目からウロコ。現在は会社務めたが、もう一度学びたいと思った」(30代・本学卒業生)、「税理士を目指している。不安があったが、先生の力強い言葉で進学しようと思えた」(20代・他大在学生)、「日本でマーケティングについて研究し、将来は上海の日系企業に就職したい」(20代・中国人留学生)と語り、それぞれ進学の決意を新たにしていた。