Go Forward

URUSHI! 漆Part2 並木恒延漆絵の世界

仲秋(漆・純金粉・青金粉、1992年) 冬のかたちⅡ(漆・純金粉・ウズラ・色漆、2009年)

明治大学では理工学部宮腰哲雄教授をはじめ、漆をテーマとする研究が活発におこなわれています。それらの研究成果を社会還元するため、文理融合という観点からさまざまな展示活動をおこなってきましたが、この展覧会では素晴らしい芸術表現を通して漆の無限の可能性を実感いただきます。伝統的な漆芸技法と西洋絵画の技法の融合による油彩、水彩、水墨画とも異なる絵画表現の新たな境地—漆芸家並木恒延氏による漆絵、蒔絵、螺鈿の華麗な世界をご覧いただきます。

主催
明治大学バイオ資源化学研究所・明治大学博物館

会場
博物館特別展示室(アカデミーコモン地下1階)

会期
6月9日(土)~7月9日(月)
※会期中無休・入場無料

並木恒延(なみき・つねのぶ)

東京芸術大学大学院漆芸講座修了。日展評議員、現代工芸美術家協会理事。日展特選受賞(1987,1991)、第42回日本現代工芸美術展内閣総理大臣賞(2003)、第38回日展文部科学大臣賞(2006)など