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小川智由ゼミが「柳屋あんず油」の広報活動を展開

オレイン酸やミネラルを多く含み、髪の健康を保つ「柳屋あんず油」 支局開設を発表する(左から)大藤三楠子さん・成島洋平局長・木野園子名誉局長・小川教授

明治大学商学部と株式会社柳屋本店は6月20日、産学連携プロジェクト組織『柳屋広報 明治大学支局』の設立を発表、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで共同記者会見を開いた。

会見によるとこの支局は、20~30代向けのヘアオイル「柳屋あんず油」のPR方法を企画・実践するプロジェクト組織で、商学部の小川智由ゼミナールの3年生17人のメンバーで構成される。また、同支局はマーケティングの研究室とも位置付けられ、最終的には認知度の定点調査をして研究成果を発表する。

小川教授は会見でこのプロジェクトを「実践的な学習スタイルで商学の様々な研究分野を身に付け、社会で活躍できる人材を育てていく取り組みのひとつ」と説明。柳屋本店広報課の菅井志門主任は「(柳屋は)創業400年を超える老舗ではあるが、対等な目線で学生の皆さんとお付き合いをしていきたい」とプロジェクトへ期待を寄せた。

商品の認知度アップを図る具体的な方法として、学園祭での周知や、学生同士のコミュニケーションの中で商品を提供し、口コミで広める方法などが検討されている。また、商品のイメージキャラクターである読者モデルの木野園子さんを支局の名誉局長に任命するなど、すでに多角的な広報活動が展開されている。