明治大学平和教育登戸研究所資料館は7月11日、オープン以来2万人目の来館者を迎えた。該当者は、地元の川崎市立稲田中学校に通う1年生で、総合学習「地域の戦争の歴史を学び、平和について考える」インタビューで山田朗館長(文学部教授)を訪ねた5人のグループだった。山田館長は、2万人目の来館者として認定した上で館内を案内「人間は歴史から学ぶことができる。過去の事をよく知った上で、現在とか、未来のことを考えてほしい」と訴えると、生徒5人は「二度と戦争は起こしたくない。今日学んだことを他の生徒に伝えるための新聞を作り、私たちにできることをしていく」と応え熱心にメモを取っていた。