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明治大学博物館特別展 氷河時代のヒト・環境・文化 —THE ICE AGE WORLD—



ケナガマンモス頭骨(レプリカ)

2000年に発覚し考古学界を揺るがした「前・中期旧石器時代遺跡ねつ造」事件の後、日本列島最古の人類文化はどのように探求されたのか? 最初のヒトの足跡はいつ、どのように現れるのか? 最初のヒト達は、どのように新天地を拓いたのか? 本特別展は、考古学・人類学の分野で近年さかんに取り組まれている日本列島へのホモ・サピエンス(現代人)の拡散と定着について、日本各地の最古級の考古資料を用いて、研究の現状と考えうるシナリオを紹介します。「現代人の拡散」はアフリカを起点に約20万年前〜4万年前にかけて生起したグローバルな現象です。展示では、現代人が世界各地に拡散を繰り広げていた最終氷期の気候変動やヒトと共存した絶滅動物を紹介します。また、北海道から九州まで全国各地から出土している4万年〜3万5000年前の最古級の旧石器を一堂に展示し、日本列島への現代人の拡散と定着についての最新の学説を分かりやすく紹介します。展示品は全国約30カ所の博物館・研究機関の所蔵資料からなり、「最古の列島人類文化」の全体像を一望することが出来ます。

会期
10月12日(金)~12月12日(水)
※開幕日は13時からの入場となります
※会期中に特別展連動講座が開催されます 会場
明治大学博物館特別展示室

入場料
300円(優待あり)

主催
明治大学博物館

共同企画
明治大学黒耀石研究センター
お問い合わせ先

明治大学博物館事務室

TEL 03-3296-4448