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力を一つに母校支援 校友会長 向殿 政男

代議員の皆さま、こんにちは。例年にない猛暑の中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。盛大にこの代議員総会が開催できることを大変嬉しく思います。

現在明治大学は非常に隆盛です。これは大学の企画力、努力、現役の学生・教職員の努力もありますが、校友の皆さまが社会で実力を発揮していることが理由の一つではないかと思っています。誇りを持てる母校があることは、私たち卒業生にとって、大変幸せなことと思います。

私は「明治はひとつ」というスローガンを3年前に掲げました。これは、大学を構成しているのは、学生、教職員、校友、父母等全ての関係者であり、明治大学の質を充実させ、世界のトップスクールにするために、みんなで力を合わせていこうというものです。明治大学の良さは、個性を尊重し他の価値観や多様性を認めていく、その自由さにあります。しかし、様々な活動をしていても母校明治を支援する方向に向けては、力を一つに合わせていこうというのが「明治はひとつ」の理念です。その中で校友会としても大学を支援できることを大変嬉しく思っています。

校友会の目的は、母校の支援と支援を通じた親睦を図ることです。大学の目的は教育・研究・社会貢献であり、その社会貢献こそ校友が大学に貢献できる場だと思います。そのために、3年前に私が掲げたスローガンに「活性化」があります。校友会も情報共有を進め、『紫紺NET』という形を通して若者・女性に参加してもらい、活動を活性化しようと働きかけています。最近では、現役の学生と校友が一緒になって大学を支援していこうという取組みも進んでおります。このように、今までの校友会の活動に対して活性化策を取り入れることにより、母校を支援する道は増加してきており、ご協力いただいている皆さまの不断のご努力に対して心より感謝いたします。

我々校友の夢は、日本の大学、世界の大学と数えられる中で、必ず明治大学の名前が入ることです。そのために明治大学の特徴、良さを自覚して、発展していくことが大事だと思っています。それに対して、我々は社会に貢献するため、地元に根を下ろしてしっかりと活動し、明治大学の良さを広めていくことが重要であり、これらが母校を支援するということに繋がります。今後も校友の皆さま方にはご協力願いたいと思います。