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学長スタッフ合宿研修

2013年度「年度計画書」を日髙理事長へ手渡す福宮学長

秋季の学長スタッフ合宿研修が9月3から5日までの3日間、富士五湖の一つである山中湖(山梨県)で開催された。

この合宿研修は、教学運営の方針策定を目的に年2回開催しているもの。今回も、福宮賢一学長、飯田和人教務担当理事、三木一郎学務担当理事、松本隆栄総務担当理事、針谷敏夫理事、鎌倉行男理事をはじめ、副学長、学長室専門員などの学長スタッフが参加し、日髙憲三理事長に提出する2013年度の年度計画書や教学の諸課題について、活発な議論が行われた。

研修の冒頭、福宮学長から「新体制がスタートして5カ月経つが、次の一歩を踏み出すためのスタッフ合宿である。大学間連携GPにも採択されたという、うれしいニュースがあったが、申請中のGPについても積極的に推進したいので協力をお願いしたい」とのあいさつがあった。

今回の研修は、教育の質保証や、中野キャンパスおよび南多摩キャンパスを含めた各キャンパスの効率的利用や安全管理体制など、多くの課題について今後の対応を検討した。具体的には、大学として定めるべき方針・到達目標の明確化と検証の仕組み、国際化に対応した入学時期等の教育制度の仕組み、G30の今後の取り組み、国際連携展開の現状と課題、社会連携の現状と課題、教員数及び科目数の適正化、入試戦略及び作題・監修体制、図書館の今後の政策、公的研究費に関わる全品検収体制の整備、リーディング大学院プログラムへの申請、教育情報の公表、男女共同参画などについて具体的な方策が検討された。加えて、最終日には、学長方針の策定と学長任期の初年度として検討すべき課題についての総括を行った。

2013年度「年度計画書」を提出

福宮賢一学長は9月28日、学校法人明治大学予算管理要領第4条第1項の規定に基づき、2013年度教育・研究に関する年度計画書及びこれに関する長・中期計画書を日髙憲三理事長に提出した。

この計画書は、5月に学長から提示された学長方針に基づき、各学部・大学院等が作成した長・中期計画書を踏まえ、学長ならびに教務理事・学務理事ヒアリング、学長スタッフ会議における検討を加えて作成、同26日に開催の学部長会の承認を経て取りまとめられた。

計画書の内容は、「学長方針」「各学部・大学院等の長・中期計画書」によって構成され、別添として、各学部・大学院等の単年度計画書ならびに政策的経費一覧が添付されている。

福宮学長1期目の学長方針は、3月に策定された『明治大学グランドデザイン2020』を基礎として、「次代を拓き、世界へ発信する大学」を掲げ、国内外の若者が本学で教育交流し、世界をつなぎ、新たな未来を拓く大学を目指している。

教育の質保証が求められ、中野キャンパス、続いて南多摩キャンパスの開設と教育研究環境の充実を図るこの時期、本学が揺るぎなく発展していくための基礎固めが必要である。教職員の皆さまのより一層のご協力をお願いしたい。

(教学企画事務室)