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大学生観光まちづくりコンテスト2012 市川ゼミが最優秀賞を受賞

業界関係者を前に事業提案。最優秀賞の喜び、自信、最高の夏

このたび、政治経済学部の市川宏雄ゼミナール(都市政策)の学生グループが、大学生を対象とした観光まちづくりコンテスト2012で、最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞した。

このコンテストは、大学生が自ら構想した地域振興ビジネス=観光まちづくりプランを競うもので、JTB法人東京と三菱総合研究所が大会事務局を務め、観光庁、経済産業省などが後援した。

2回目の開催となる今年度の課題は、箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏を対象地域とし、現地でのフィールドワーク調査を行い、観光を通じた地域資源の発掘と活用によって、地域自体が活性化する計画を立案すること。フリーテーマ部門と訪日外国人向けテーマ部門に分かれて実施された。

市川ゼミは11チームが参加したフリーテーマ部門で、「Succes et Amour pour les femmes~女子のための愛と成功の旅~」と題し、南足柄における女子会プランを足掛かりに、観光地としての南足柄の持続的な発展を目指す事業提案を行い見事に最優秀賞(観光庁長官賞)に輝いた。

代表者の馬場郁佳さん(政経3)は「現地調査を重ねるうちに初期の計画が実現性に乏しいことが分かったのは1週間前。そこからもう一度資源を洗い出し知恵を絞り、議論を重ねプランを作り上げた。仲間と賞を獲ることができ、一生忘れられない最高の夏になった」と振り返った。市川教授は「最後の頑張り、まとめる力は素晴らしかった」と賛辞を送った。

最優秀賞の特典として市川ゼミには、9月21日に開催されたJATA旅博2012の業界日セミナーでの発表機会が与えられ、業界関係者ら約70人を前に今回受賞したプランを披露した。