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学術交流 南ア・フリーステート大一行が来訪



南アフリカ共和国フリーステート大学の研究者と理工学・農学分野で交流

南アフリカ共和国フリーステート大学から、副学長をはじめ工学・農学・生命科学などの教員および南ア大使館職員など総勢10人が10月10日、生田キャンパスを訪れ、勝悦子副学長(国際交流担当)、荒川利治理工学部長をはじめとする理工・農学部教員、国際交流機構教員と懇談した。

今回が本学3度目の来訪となるフリーステート大学は、南ア・ブルムフォンテインにある1904年創立の歴史ある国立大学で、本年9月まで農学部の小島信彦講師が在外研究で滞在し、工学・生命科学・水資源・農学・環境などの研究に強みをもつ。

会談では、双方の研究上の強み、特色などが紹介され、今後の学術交流について踏み込んだ懇談が行われた。その後、理工・農学部の研究室や植物工場を見学し、各研究分野での具体的な意見を交換した。

フリーステート大学のヘイ副学長は「実際に研究室を見学し、第一線で活躍している先生の研究に触れたことは大変貴重な経験」と謝意を表した上で、「ぜひとも両校の交流を深められるよう努力したい」と意欲を語ると、勝副学長と荒川学部長は、「今後の学術交流、ファカルティ・エクスチェンジ(教員間の教育研究交流)などが進むことを期待したい」と応じた。

高度な研究を行う日本の大学の理工学・農学分野は、世界から多くの注目を浴びており、今後も海外有力大学との連携が一層進むことが期待されている。

(国際連携機構)