Go Forward

第6回 お茶の水JAZZ祭

ジャズと和太鼓によるセッションも実現。ステージを盛り上げた 華麗なダンスを披露した理系女子チアダンスサークル「Fla∮hy(フラッシー)」 宇崎さんと「明大町づくり道場」の学生たち

明治大学による地域連携の一環として、秋の恒例行事となった「第6回・お茶の水JAZZ祭」が10月7日、駿河台キャンパス・アカデミーホールで開催され、第一線で活躍するアーティストたちのパフォーマンスを約1000人の聴衆が堪能した。

このイベントは、校友で作曲家・ミュージシャンの宇崎竜童氏(1966年法卒)と作詞家・女優の阿木燿子氏(2008年度特別卒業認定)夫妻による、「母校明治大学とお茶の水への恩返し」との思いから始まった。音楽を通じた千代田区の町おこし事業の一つでもあり、明大生らで組織される「明大町づくり道場」のメンバーも運営に携わっている。

3部構成のステージは、総合プロデューサーの宇崎氏と総合司会の阿木氏による、恒例の軽妙なトークでスタート。世界中で演奏活動を行っている和太鼓演奏集団「東京打撃団」がステージのトップを飾り、会場全体に響きわたる力強い和太鼓の演奏と、清らかな篠笛の音色でまずは聴衆を魅了した。

続く第2部には、ジャズピアニストの国府弘子氏が率いる「国府弘子スペシャルトリオ」が登場し、ピアノ、ベース、ドラムによる自由自在の三重奏やソロ演奏を披露。途中からは、ジャズユニット「FriedPride」ボーカリストのShihoさんがゲスト出演し、パワフルかつソウルフルな歌声で会場のボルテージを一気に高めた。

第3部でトリを飾ったのは、日本最高のジャズプレイヤーたちが集まった「前田憲男&ウインドブレーカーズ」。ピアニストだけではなく、日本を代表する作・編曲家としても知られる前田氏ら、熟練のメンバーたちが奏でるスターンダードジャズなど名曲の数々に、会場の興奮は最高潮に達した。最後は出演者全員によるセッションも行われ、宇崎氏も自らマイクを手に熱唱。万雷の拍手と大歓声の中、JAZZ祭は幕を閉じた。

お茶の水界隈では、10月6日~7日にアートイベント「お茶の水アートピクニック」も開催され、「明大町づくり道場」の学生たちも運営に参画。開設ステージでは、JAZZ祭の関連イベントである「ミュージックフェスティバル」も行われ、明治大学の理系女子学生で構成するチアダンスサークル「Fla∮hy(フラッシー)」が初登場。華やかなダンスで観衆を楽しませていた。